その強さとひずみを検証する --
田中素香 /著   -- 日本経済新聞出版社 -- 2007.4 -- 20cm -- 338p

資料詳細

タイトル 拡大するユーロ経済圏
副書名 その強さとひずみを検証する
著者名等 田中素香 /著  
出版 日本経済新聞出版社 2007.4
大きさ等 20cm 338p
分類 332.3
件名 ヨーロッパ-経済 , ヨーロッパ連合 , ヨーロッパ通貨制度
注記 文献あり
著者紹介 1945年生まれ。71年九州大学大学院経済学研究科修士課程修了。下関市立大学経済学部講師、助教授を経て、東北大学経済学部助教授。86年より東北大学教授、99年より東北大学大学院教授。2004年から中央大学経済学部教授。日本国際経済学会会長、日本EU学会前理事長。
内容紹介 好調なEUを中心に、急成長を続ける東欧・ロシアを抱えるユーロ経済圏。米国とは一線を画した方法で世界経済の巨大な核となった欧州の成長可能性と、ユーロ相場を左右する各国経済の今後を、第一人者が鋭く分析。
要旨 ソ連崩壊から15年、かつての東欧共産圏の主要国のほとんどがEUに加盟し、名実ともには欧州は再統一された。域内市場統合、通貨統合、そして東方拡大によって創出された「ユーロ経済圏」は、独仏などを中軸に、北欧、南欧、東欧などの加盟国のほか、トルコ、西バルカン、ウクライナ、ロシアにまで影響を与える巨大な経済圏に成長した。人口は加盟国だけでも5億人弱を有し、周辺諸国を含めると8億人に達する。グローバリゼーションが驚異的なスピードで進展する21世紀にあって、リージョナリズムにひた走るEUの戦略に未来はあるのか、ユーロという壮大な実験は成功を収めるのか―拡大するユーロ経済圏の実力と問題点を検証する新しい欧州経済論。
目次 第1部 ヨーロッパの再統一(中・東欧の体制転換とEU加盟への道;中・東欧諸国のEU加盟―EUの諸制度にどう参加したのか;先進国企業の進出と中・東欧経済の発展;ヨーロッパ域内のFTA並立と「スパゲティ・ボウル現象」への対処);第2部 ユーロ経済圏の強さとひずみ(ユーロ経済圏の汎欧州生産ネットワークの強さ;ユーロ経済圏におけるユーロの支配と中・東欧の金融システム;ユーロ金融・財政政策に見る共通通貨のひずみ;EU憲法条約拒否に見る経済統合のひずみ);第3部 ユーロ経済圏の経済成長と停滞(経済成長の持続する東欧諸国とスペイン;経済停滞のドイツとポルトガル―復活への展望);第4部 ユーロ経済圏の展望―東方拡大と二一世紀のヨーロッパの道(ユーロ経済圏の周辺地域への拡大;ヨーロッパ地域経済圏は生き延びれるか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-532-35255-4   4-532-35255-X
書誌番号 1107029574
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107029574

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