「パトスの首相」は何を変えたのか -- 中公新書 --
内山融 /著   -- 中央公論新社 -- 2007.4 -- 18cm -- 258p

資料詳細

タイトル 小泉政権
副書名 「パトスの首相」は何を変えたのか
シリーズ名 中公新書
著者名等 内山融 /著  
出版 中央公論新社 2007.4
大きさ等 18cm 258p
分類 312.1
件名 日本-政治・行政
個人件名 小泉純一郎
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1966年東京都生まれ。90年東京大学法学部卒業後、同年通商産業省入省。92年東京大学法学部助手就任。以後、東京都立大学法学部助教授。MIT客員研究員などを経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻:日本政治・比較政治。
内容紹介 派閥・族議員など抵抗勢力と常に対峙した首相は世論を頼みとし、人々の「情念」に訴え続けた。自由主義的政策を強く進めた内政、混迷を深めた外交を精緻に追い、5年5か月の功罪と歴史的意義を記す。
要旨 21世紀最初の4月、世論を背景に首相に就いた小泉純一郎。靖国参拝、北朝鮮訪問、郵政解散など、政権の5年5ヵ月は、受動的イメージだった日本の首相を、強いリーダーシップを発揮し得る存在に変えた。一方で、政権は「抵抗勢力」=派閥・族議員、官僚と対峙する上で、世論を頼みとし、人々の理性より情念に訴え続ける。新自由主義的政策を強く進めた内政、混迷を深めた外交を精緻に追い、政権の功罪と歴史的意義を記す。
目次 第1章 小泉純一郎の政治運営(ポピュリスト的手法と「パトスの首相」;トップダウン型政策決定と「強い首相」 ほか);第2章 内政―新自由主義的改革をめぐる攻防(経済財政諮問会議の機能;財政改革―予算編成プロセスの変化 ほか);第3章 外交―近づく米国、遠ざかる東アジア(外務省の混乱―田中眞紀子外相と鈴木宗男;対米協力の強化―自衛隊の海外派遣 ほか);第4章 歴史的・理論的視座からの小泉政権(戦後政治史のなかの小泉政権;首相のリーダーシップと制度);第5章 小泉政権が遺したもの(「強い首相」の功罪;「パトスの首相」の功罪 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-101892-2   4-12-101892-3
書誌番号 1107029984
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107029984

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中央 書庫 312.1/982 一般書 利用可 - 2038628162 iLisvirtual