関数解析とフォン・ノイマン環 --
生西明夫 /著, 中神祥臣 /著   -- 岩波書店 -- 2007.4 -- 22cm -- 269p

資料詳細

タイトル 作用素環入門 1
各巻タイトル 関数解析とフォン・ノイマン環
著者名等 生西明夫 /著, 中神祥臣 /著  
出版 岩波書店 2007.4
大きさ等 22cm 269p
分類 411.72
件名 環論
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【生西】1948年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。現在、専修大学商学部教授。専門は、作用素環論。
内容紹介 作用素環は量子力学の数学的性質を論じるためにつくられた数学的概念である。無限、非可換、位相の概念を駆使して、従来の数学にはない新しい世界が切り拓かれる。物理・数学分野での現代的関心を見据えた入門書。
要旨 作用素環は量子力学の数学的性質を論じるためにvon Neumannによってつくられた数学的概念である。その本質は無限次元線形代数であるが、位相を駆使して無限を調教することで、従来の数学にはない新しい世界が切り拓かれる。場の量子論に自然に現れることから数理物理と関係で活発に研究され、また、微分方程式、代数幾何、微分幾何など数学諸分野との関係からも多くの関心を集めている。本書と続く第2巻はそれらの現代的な関心も見据えた作用素環の入門書である。とりわけ関心の強いC*環については独立に読めるようにと考え、続く第2巻にまとめた。本巻ではHilbert空間の定義から始めて、基礎的な3型因子環の分類までを取り扱う。
目次 1 関数解析からの準備(ベクトル空間上の位相;線形作用素;Hahn‐Banachの定理;一様有界性定理と開写像定理 ほか);2 von Neumann環(von Neumann環の定義;スペクトル分解とトレイス類;正線形汎関数とW*環;可換von Neumann環;von Neumann環とC*環のテンソル積 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-005408-9   4-00-005408-2
書誌番号 1107030715
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107030715

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