双書時代のカルテ --
米沢富美子 /著   -- 岩波書店 -- 2007.5 -- 19cm -- 115p

資料詳細

タイトル 〈あいまいさ〉を科学する
シリーズ名 双書時代のカルテ
著者名等 米沢富美子 /著  
出版 岩波書店 2007.5
大きさ等 19cm 115p
分類 404
件名 科学
著者紹介 1938年大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科修了。72~75年ニューヨーク市立大学客員研究員。96~97年日本物理学会会長就任。現在、慶應義塾大学名誉教授。専攻、理論物理学。手島工学研究賞、第4回猿橋賞、科学技術庁長官賞、ロレアル・ユネスコ女性科学賞等受賞多数。
内容紹介 日本人はあいまいか。きっぱりと線引きできない事柄をいかに考えるかは、世界観のかかった重大事。ファジィ理論、不確定性原理、散逸構造…。大きな枠組みをもって、これら20世紀の「発明」の由来と未来とを考察。
要旨 「日本人は「あいまい」か」という問いに対する答は、はっきり「イエス」のようだ。…「あいまい」を否定するというよりは、むしろ愛おしむ傾向が多くみられる。善か悪か、真か偽か、是か非か、一か〇か、といった西洋的な二元論で物事の価値を決めてしまうのではなく、どちらともつかない答を再評価しようとする動きが読み取れる。…ファジィ理論、不確定性原理、散逸構造…「人間の顔をした科学」入門。
目次 第1章 そもそも「あいまい」って何だろう―“多義性”「あいまい」は曖昧に使われてきた;第2章 境界が「あいまい」―“漠然性”何歳からが「おばさん」か;第3章 「あいまい」を制御する―“多値性”コンピュータを使いやすくする;第4章 「あいまい」でない科学論―“必然性”時計仕掛けの世界;第5章 「あいまい」な未来―“蓋然性”それでも宝くじを買うか;第6章 「あいまい」にしか調べられないミクロの世界―“不確定性”世界観が変わる;第7章 「あいまい」から秩序が出現する―“多様性”不可逆性が生命を産み出した;第8章 「あいまい」に始まって「あいまい」に終わる―“不可知性”宇宙の前に時間があったか
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028082-2   4-00-028082-1
書誌番号 1107034681
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107034681

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