伊藤比呂美 /著   -- 講談社 -- 2007.6 -- 20cm -- 288p

資料詳細

タイトル とげ抜き新巣鴨地蔵縁起
著者名等 伊藤比呂美 /著  
出版 講談社 2007.6
大きさ等 20cm 288p
分類 911.56
著者紹介 1955年東京生まれ。青山学院大学文学部卒。99年「ラニーニャ」で野間文芸新人賞受賞。2006年「河原荒草」で高見順賞受賞。詩人、作家。1997年からカリフォルニア在住。
内容紹介 母の苦、父の苦、夫の苦、子どもの苦、でもなによりも「私の苦」…。女であることのしんどさを、愛と毒にみちた、生きた言葉で解放する説教節。「群像」連載時より大反響、話題の“長篇詩”遂に刊行。〈受賞情報〉紫式部文学賞(第18回),萩原朔太郎賞(第15回)
要旨 この苦が、あの苦が、すべて抜けていきますように。「群像」連載時より大反響の長篇詩遂に刊行。
目次 伊藤日本に帰り、絶体絶命に陥る事;母に連れられて、岩の坂から巣鴨に向かう事;渡海して、桃を投げつつよもつひら坂を越える事;投げつけた桃は腐り、伊藤は獣心を取り戻す事;人外の瘴気いよいよ強く、白昼地蔵に出遇う事;道行きして、病者ゆやゆよんと湯田温泉に詣でる事;舌切らず、雀は婆を追い遣る事;梅雨明けず、母は断末魔に四苦八苦する事;ポータラカ西を向き、粛々と咲いて萎む事;鵜飼に往来の利益を聴きとる事;耳よ。おぬしは聴くべし。溲瓶のなかの音のさびしさを。の事;秋晴れに浦島の煙立ち昇る事;瘤とり終いに鬼に遇い、雀の信女は群れ集う事;伊藤ふたたび絶体絶命、子ゆえの闇をした走る事;とげ抜きの信女絶望に駆られて夫を襲う事;良い死に方悪い死に方、詩人は死を凝視める事;伊藤病んで、鳥花に変じ、巨木はべつに何にも変わらぬ事
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-213944-1   4-06-213944-8
書誌番号 1107042537
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107042537

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