物語流通機構論の構想 --
稲賀敬二 /著   -- 笠間書院 -- 2007.5 -- 22cm -- 378p

資料詳細

タイトル 稲賀敬二コレクション 1
各巻タイトル 物語流通機構論の構想
著者名等 稲賀敬二 /著  
出版 笠間書院 2007.5
大きさ等 22cm 378p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 物語文学
内容 内容: 主役交替の現象学
内容紹介 自由闊達、大胆奔放、豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを集成。本巻は、「古事記」から一条朝にかけての文学的営為を辿り直した「主役交替の現象学」と、関連論文をまとめた「物語の形成過程と流通機構」で構成。
目次 第1部 主役交替の現象学(主役の座・竹取の翁の退場―物語と舞台;二幕構成の一生(古代英雄の生涯)―記紀の世界;遠い昔と身近な昔(『古事記』から『万葉』へ)―変質する「昔」;読者が参入する物語世界;物語の制作工房―「作者」誕生以前;文壇と社交;女流作家の書斎;晩年の思惟と模索;非系列化作品の運命);第2部 物語の形成過程と流通機構(人間関係論と文学史―『古事記』から『古今集』へ;講演筆録 違約と選択―古典文学の形成;構想と表現;古典鑑賞の方法・物語―『源氏物語』『堤中納言物語』へ;物語作中人物の口ずさむ詩句;帝の院号と時代設定意識―「嵯峨の帝」から「桐壷の帝」へ、承和の変前後からの半世紀;物語流通機構の形成期―十世紀の女性の裏とおもて;王朝物語の制作工房―中務の住む町;女性高等教育の段階的移行―平安朝、十世紀・十一世紀の事例について;散文表現の転換期・一条期;「隠身」と「変形」・序説)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-60071-4   4-305-60071-4
書誌番号 1107043504
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107043504

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