「文学」を超えて -- Minerva歴史・文化ライブラリー --
藤井淑禎 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2007.6 -- 20cm -- 264p

資料詳細

タイトル 清張闘う作家
副書名 「文学」を超えて
シリーズ名 Minerva歴史・文化ライブラリー
著者名等 藤井淑禎 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2007.6
大きさ等 20cm 264p
分類 910.268
個人件名 松本清張
著者紹介 1950年豊橋市生まれ。74年慶應義塾大学文学部卒。79年立教大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東海学園女子短期大学助教授を経て、現在、立教大学文学部教授、立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター長。
内容紹介 清張が面白いのは、小説の王道を究めたからだ。漱石、芥川、菊池らの小説技法を継承し、川端康成に代表される私小説、純文学に敢然と闘いを挑んだ清張文学の豊饒さを明らかにした1冊。
要旨 清張が面白いのは小説の王道を究めたからだ。漱石、芥川、菊池等の小説技法を継承し、私小説、純文学に敢然と闘いを挑んだ清張文学の豊饒さを示す。
目次 1 本流としての清張文学(ミステリーの自覚―菊池・芥川の地層と清張;本流としての清張文学―漱石から清張へ);2 清張の闘い(清張と本格派―乱歩封じ込め戦略のてんまつ;「天城越え」は「伊豆の踊子」をどう超えたか;清張と純文学派―対決の構図);3 清張ミステリーの多彩な実践(迷宮としての「地方紙を買う女」;「氷雨」とその時代―売春防止法前後;小説とノンフィクション;メディアと清張ミステリー);4 松本清張と水上勉(松本清張と水上勉―水上勉における日本型小説への回帰;水上勉の社会はミステリー―『飢餓海峡』の達成)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-04930-1   4-623-04930-2
書誌番号 1107044127
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107044127

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