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【図書】 「慰安婦」問題とは何だったのか

メディア・ＮＧＯ・政府の功罪 -- 中公新書 --
大沼保昭 ／著   -- 中央公論新社 -- ２００７．６ -- １８ｃｍ -- ２４８ｐ

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タイトル 「慰安婦」問題とは何だったのか
副書名 メディア・ＮＧＯ・政府の功罪
シリーズ名 中公新書
著者名等 大沼保昭 ／著  
出版 中央公論新社 ２００７．６
大きさ等 １８ｃｍ ２４８ｐ
分類 369.37
件名 太平洋戦争 , 慰安婦 , 補償
注記 年表あり
著者紹介 １９４６年山形県生まれ。７０年東京大学法学部卒。９１年より東京大学大学院法学政治学研究科教授。
内容紹介 左右両翼、メディア、韓国などから批判を浴び続けた「慰安婦」への補償問題。その中心を担った「アジア女性基金」とは。その基金の「失敗」は何を語るのか。その過程から考える新たな歴史構築の試み。
要旨 一九九〇年代以降「慰安婦」問題は、「歴史認識」の最大の争点となっている。政府は軍の関与を認め謝罪。市民と政府により被害者への償いを行う「アジア女性基金」がつくられた。だが、国家関与を否定する右派、国家賠償を要求する左派、メディアによる問題の政治化で償いは難航した。本書は、この問題に深く関わった当事者による「失敗」と「達成」の記録であり、その過程から考える新たな歴史構築の試みである。
目次 第１章　「慰安婦」問題の衝撃；第２章　アジア女性基金とメディア、ＮＧＯの反応；第３章　被害者の視点、被害者の利益；第４章　アジア女性基金と日本政府の問題性；第５章　償いとは何か―「失敗」を糧として；終章　二一世紀の日本社会のあり方
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-101900-4　　 4-12-101900-8
書誌番号 1107045292
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107045292

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