雇用と労働のゆくえをみつめて --
熊沢誠 /著   -- 岩波書店 -- 2007.6 -- 19cm -- 260p

資料詳細

タイトル 格差社会ニッポンで働くということ
副書名 雇用と労働のゆくえをみつめて
著者名等 熊沢誠 /著  
出版 岩波書店 2007.6
大きさ等 19cm 260p
分類 366.021
件名 労働問題-日本
注記 文献あり
著者紹介 1938年三重県生まれ。61年京都大学経済学部卒。甲南大学教授などを経て、現在は甲南大学名誉教授、研究会「職場の人権」代表。専攻は労使関係論、社会政策論。
内容紹介 今働く人々が抱えざるをえない“しんどさ”とはどのようなものなのか。長年、普通に働く人々を見つめ続けてきた著者が、今の日本を「格差社会」にしている決定的な要因としての労働の状況を、多方面から検証する。
要旨 一九九〇年代後半から加速度的に顕在化した雇い方・働かせ方に関する企業労務の展開からもたらされた、雇用形態の多様化、ワーキングプアの急増、働きすぎの人たちと働けない人たちの共存、労働条件が悪くても声をあげられないこと…つまり、“労働問題”こそが、日本をまぎれもなく格差社会とさせているのだ。格差社会論はこれまでも数多いが、労使関係の視点から「労働そのもの」をみつめた議論はいまだなかった。本書は、それをみつめつづけてきた著者だからこそ可能となった新しい格差社会論であると同時に、労働研究の到達点から語られる“日本の労働”入門でもある。
目次 1章 労働のパノラマ―労働者の第一次的階層形成;2章 格差と不平等をみる視点;3章 大企業と中小企業の処遇格差;4章 個人処遇としての賃金格差;5章 正規雇用と非正規雇用―女性労働者の位置;6章 正規雇用と非正規雇用―若者たち;7章 「働きすぎ」と「働けない」の共存;8章 「官民格差」と公務員バッシング;9章 困窮する人びととセーフティ・ネットワーク;終章 格差是正と労使関係
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022478-9   4-00-022478-6
書誌番号 1107047307
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107047307

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 366 一般書 利用可 - 2039025771 iLisvirtual
磯子 公開 Map 366 一般書 利用可 - 2038884240 iLisvirtual
公開 Map 366 一般書 利用可 - 2038884185 iLisvirtual