〈肉〉の哲学 -- 叢書・ウニベルシタス --
ミシェル・アンリ /著, 中敬夫 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2007.7 -- 20cm -- 541p

資料詳細

タイトル 受肉
副書名 〈肉〉の哲学
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ミシェル・アンリ /著, 中敬夫 /訳  
出版 法政大学出版局 2007.7
大きさ等 20cm 541p
分類 135.5
件名 現象学
注記 Incarnation./の翻訳
注記 文献あり 著作目録あり
著者紹介 【アンリ】1922年旧仏領インドシナのハイフォン生まれ。7歳のときに帰国し、アンリ4世校に通う。45年哲学教授資格を取得し、リセで教鞭を取るかたわら国家博士論文を書く。78年に退官するまで、ポール・ヴァレリー大学哲学教授。小説家としても知られる。
内容紹介 キリスト教の〈受肉〉の思想を人間についての超越論的真理として捉え直し、世界や存在の現象学から〈生〉の現象学への転回をはかる。アンリ最晩年のキリスト教的転回の書。
要旨 フッサール、ハイデガーの歴史的現象学と神学の彼方に、「受肉」を魂と身体の綜合の上に立つ超越論的真理として捉え直す。ギリシア的思惟に基づく世界や存在の現象学を「生」の現象学に置き換えるアンリ最晩年のキリスト教的転回の書。
目次 序論 受肉の問い;第1部 現象学の逆転(現象学の対象―「現れること」についての問い;現象学の現象学的諸前提の初次的未規定性。「現象学の諸原理」;現象学の諸前提の隠れたる先入見。あらゆる「現れること」を世界の現れることへと破滅的に還元してしまうこと ほか);第2部 肉の現象学(世界の現れることと内容―「感性的世界」についての問い;感性的世界のラディカルな批判。ガリレイ的還元の射程ならびに諸限界;デカルトの反‐還元 ほか);第3部 「受肉」の現象学―キリスト教の意味での救済(現象学の逆転と肉についての現象学的分析との終局において獲得された諸成果の約説;「受肉」の現象学における「われ能う」の問い;「われ能う」の錯覚と実在性 ほか);結論 現象学と神学の彼方に―ヨハネの「元‐知解性」
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-00868-9   4-588-00868-4
書誌番号 1107048697

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 135.5/221 一般書 利用可 - 2043498978 iLisvirtual