集英社新書 --
川成洋 /著   -- 集英社 -- 2007.7 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル 紳士の国のインテリジェンス
シリーズ名 集英社新書
著者名等 川成洋 /著  
出版 集英社 2007.7
大きさ等 18cm 253p
分類 391.6
件名 スパイ-イギリス
注記 文献あり
著者紹介 1942年北海道生まれ。66年北海道大学文学部卒。69年東京都立大学大学院修了。ロンドン大学、ケンブリッジ大学客員研究員を経て、77年より法政大学教授。専攻はイギリス文学、スペイン史。書評家としても活躍。
内容紹介 英国ではエリザベス朝以来、スパイ組織は立派な国家機構の1つ。「ロビンソン・クルーソー」の作者デフォーなど意外な人物もスパイだった。祖国に忠誠を尽くしたスパイ、裏切ったスパイに大別し、その実像に迫る。
要旨 007ジェームズ・ボンドで知られる英国の国家セキュリティ・サービスMI5が新聞に求人広告を載せたり、ロシアの闇を知る男が亡命先のロンドンで毒を盛られたりと、インテリジェンス(スパイ)は現実に活躍している。一六世紀後半エリザベス朝以来、スパイ組織は立派な国家機構の一つで、スパイ情報を活用した政治家が英国の歴史をつくってきた、といっても過言ではない。優秀なスパイほど、任務遂行の痕跡を残さず、正体が暴露されずに、その実態が外に漏れることはない。映画の中の、世界を飛び回るセクシーで魅力的なイメージより、はるかに知的な側面が主流を占める。祖国に忠誠を尽くしたスパイと裏切ったスパイに大別して、その実像に迫る。
目次 第1部 祖国に尽くしたスパイ(エリザベス朝イングランドを支えた「イギリス秘密情報部の父」フランシス・ウォルシンガム(一五三〇?~九〇);秘密を握ったとみなされた天才劇作家の顛末クリストファー・マーロー(一五六四~九三);「グレート・ブリテン王国」誕生の陰の立役者ダニエル・デフォー(一六六〇~一七三一);「ボーア戦争の英雄」と謳われた偽装作戦の名手ロバート・ベーデン=パウエル(一八五七~一九四一);貴族に叙せられた変装と語学の天才ポール・デュークス(一八八九~一九六七);世界的な有名作家をカバー(偽装)に利用したスパイサマセット・モーム(一八七四~一九六五);不朽の名画『第三の男』の原作者グレアム・グリーン(一九〇四~九一);『007』ジェームズ・ボンドの生みの親イアン・フレミング(一九〇八~六四));第2部 祖国を裏切ったスパイ(イギリス犯罪史上最長の懲役42年に処せられた男ジョージ・ブレイク(一九二二~?);人も羨むような「文武両道」の才に恵まれた男ガイ・バージェス(一九一一~六三);未来の「外務次官」の席を棒に振った男ドナルド・マクリーン(一九一三~八三);歴史にその名を残した20世紀最大のスパイ・
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720401-8   4-08-720401-4
書誌番号 1107051037
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107051037

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 391 一般書 利用可 - 2054710618 iLisvirtual
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