ホロコーストからの生還 --
ペーター・シュナイダー /著, 八木輝明 /訳   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2007.7 -- 20cm -- 207p

資料詳細

タイトル せめて一時間だけでも
副書名 ホロコーストからの生還
著者名等 ペーター・シュナイダー /著, 八木輝明 /訳  
出版 慶応義塾大学出版会 2007.7
大きさ等 20cm 207p
分類 946
件名 ユダヤ人 , 世界大戦(第二次)
注記 Und wenn wir nur eine Stunde gewinnen./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【シュナイダー】1940年リューベック生まれ。フライブルク大学とミュンヘン大学で2年間学び、62年ベルリン自由大学へ。60年代後半から新左翼の活動家として学生運動に関わる。72~90年イタリア、アメリカ合衆国の大学客員教授、作家活動を始める。ドイツの作家、評論家。
内容紹介 ナチス政権下、ベルリンの地下潜伏から奇跡的に生還した青年音楽家。彼を生かしたのは、ドイツ市民たちのささやかな勇気だった…。知られざる市民の勇気にスポットを当て、個人の責任の重さを喚起する1冊。
要旨 ナチス政権下のベルリン地下潜伏から、奇跡的に生還したユダヤ人音楽家、コンラート・ラテの生還記録。主人公コンラート・ラテはユダヤ人としてブレスラウ(現ポーランド)に生まれ、1943年に21歳でベルリンに逃れた。ナチスの秘密警察や密告者の目をあざむきながら地下に潜伏したが、行動をともにした両親は逮捕され、アウシュヴィッツで殺害された。過酷な状況の中でも、ドイツ人市民たちの支援によって、教会オルガン奏者として生活の糧を得、指揮法を学び、戦後はドイツを去ることなく、ベルリン・バロック・オーケストラを結成。以降、数十年にわたり指揮者をつとめた。著者は、コンラート・ラテやその妻エレン、生還に係わった人々に綿密な取材を行い、数多くの貴重な証言を記録した。
目次 「正義のドイツ人」であることのむずかしさ;語るべきか、あるいは沈黙すべきか;アーリア人は手を上げなさい;サヴァイヴァルの学校;ゲシュタポ、現る;チャンスがなければ、自分でつかめ;ライナー・マリア・リルケの一文とその顛末;ベルリンへの逃亡;ここに潜伏していなさい;ハラルト・ペルヒャウとベルリン‐テーゲル刑務所内の“お店”;もぐりの生徒の教師求む;ハーリッヒのトランク;両親との別れ;桟敷席と地下生活のはざまで;国防軍演奏旅行団の指揮者となる;とどまるべきか、去るべきか
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1402-8   4-7664-1402-0
書誌番号 1107051476

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