ベスト新書 --
梁石日 /著   -- ベストセラーズ -- 2007.7 -- 18cm -- 221p

資料詳細

タイトル 超「暴力」的な父親
シリーズ名 ベスト新書
著者名等 梁石日 /著  
出版 ベストセラーズ 2007.7
大きさ等 18cm 221p
分類 910.268
個人件名 梁石日
注記 年譜あり
著者紹介 1936年大阪市生まれ。高校卒業後、さまざまな職を転々とし、26歳で印刷会社を興すが、29歳のとき倒産。各地を転々と放浪したのち東京でタクシー運転手の職に就き10年勤める。その間に書いた「狂躁曲」でデビュー。98年「血と骨」で第11回山本周五郎賞を受賞。
内容紹介 今、家庭の崩壊が社会問題になり、支柱である父親が問われている。生身の肉体を本気でわが子にぶつけてくる、梁石日の小説に登場する父親。この父親の圧倒的存在感を見よ。「血と骨」の作家が語る真相とは。
要旨 最近の若い人たちの間では自分の家族のことが話題になることが多い。かつての若者の関心事といえば、セックス、車、金であった。それらは、かつては充たされないものだったからだろう。ところが今、替わって、家族が、父親、母親との関係が、地域社会での人と人とのつながりが関心事になっていることは、考えてみれば恐ろしいことで、かつては当たり前に存在していたものが、今や、存在感が薄れ、失われかけ、無くなりかけているものになっているからではないか。梁石日の小説に登場する暴力的な父親が、とっても新鮮なのは、今時あそこまで生身の肉体を本気で子供にぶつけてくる父親はいないからだ。ページをめくれば、ものすごい父親が圧倒的な存在感で迫ってくる。
目次 第1部 この父親を見よ(オヤジは小説『血と骨』の金俊平そのもの;戦争が終わって、事業を始めたオヤジ;オヤジとオフクロ、そしてオヤジの妾たち);第2部 私も父親失格だった(オヤジの孤独な人生が反面教師に;私に父親の自覚が生まれるまで;疑似家族の付き合い;しみじみ父親としての気持ち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-584-12152-8   4-584-12152-4
書誌番号 1107052128
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107052128

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
山内 公開 Map 910/ヤ 一般書 利用可 - 2038986212 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 910/ヤ 一般書 利用可 - 2038968087 iLisvirtual