声の文化と即興 --
谷正人 /著   -- 青土社 -- 2007.8 -- 20cm -- 252,14p

資料詳細

タイトル イラン音楽
副書名 声の文化と即興
著者名等 谷正人 /著  
出版 青土社 2007.8
大きさ等 20cm 252,14p
分類 762.263
件名 音楽-イラン
注記 付属資料(CD1枚 12cm)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年大阪生まれ。大阪音楽大学卒業後、96~98年イラン国立芸術大学留学。京都市立芸術大学大学院修士課程等修了。98年第1回イラン学生音楽コンクールサントゥール独奏部門奨励賞受賞。現在、同志社女子大学、大阪音楽大学等の非常勤講師。国立民族学博物館共同研究員。
内容紹介 絢爛かつ細密な旋律と即興演奏を醍醐味とするイラン音楽。その魅力の核心を、現地で学んだ研究者兼演奏家が解明。民族音楽研究の枠をこえて、近代西洋的な自由、個性や、従来の即興概念を書きかえる画期的成果。
要旨 イラン伝統音楽の「即興」概念を考える上で、「個人の創造性」という視点はどこまで妥当なのか。ウォルター・オングの「声の文化」的精神と「文字の文化」的精神という対比項を援用しながら、演奏者にとってそもそも「自由」や「個性を発揮」というようなあり方が、近代西洋的な意味合いで―「義務的要素」と対置されるような字義通りの概念として―存在しているのかどうかを再検討し、イラン音楽における「作者」「作品」の概念までを問い直す。
目次 はじめに―問題の所在;第1章 ラディーフとはなにか―その再定義にむけて;第2章 読譜行為を支える声のイメージ;第3章 即興概念―即興モデルと対峙する演奏者の精神と記憶のあり方;間奏 「語りの文化」としてのイラン音楽;第4章 チャルフ―演奏形式と楽曲構造にみる「廻り」のパラダイム;第5章 グーシェ(旋律型)分析;第6章 即興を学ぶコンテクストの変容―「書くという精神構造」がイラン音楽の営みに及ぼした影響
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6354-2   4-7917-6354-8
書誌番号 1107053868
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107053868

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瀬谷 公開 Map 762.2 一般書 利用可 - 2039076368 iLisvirtual