日露戦争期のメディアと国民意識 --
奧武則 /著   -- 中央公論新社 -- 2007.8 -- 20cm -- 263p

資料詳細

タイトル 露探
副書名 日露戦争期のメディアと国民意識
著者名等 奧武則 /著  
出版 中央公論新社 2007.8
大きさ等 20cm 263p
分類 210.67
件名 日露戦争 , スパイ
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1947年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。毎日新聞社入社後、学芸部副部長、学芸部編集委員、学芸部長、論説委員、論説副委員長、特別編集委員兼論説委員を歴任。2003年より法政大学社会学部・大学院社会学研究科教授。専攻、日本近現代史、ジャーナリズム史。
内容紹介 日露戦争当時、敵国ロシアの工作員とレッテルを貼られた人々がいた。疑われたら最後、証拠がなくても売国奴として弾劾される…。新聞などメディアの果たした役割に注目しつつ、「非国民」が作られていく過程を辿る。
要旨 日露戦争当時、敵国ロシアの工作員=「露探」とレッテルを貼られた人々がいた。ひとたび「露探」と名指しされたら、どれほど弁解しても疑いを晴らすことは難しく、議員辞職に追い込まれたり、スパイ容疑で逮捕されたり、場合によっては殺害されたことすらある。そこには、メディアも大きな「役割」を果たしていた―。当時の新聞などから「露探」の全体像を明らかにし、「非国民」が作られていく過程をたどる。
目次 序章 「毒語」への招待;第1章 最初の「露探」;第2章 深層の「恐露病」;第3章 秋山定輔「露探」事件;第4章 本当の?「露探」;第5章 一九〇四年二月・函館;第6章 殺された「露探」;終章 「軍神」と「露探」
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-003856-3   4-12-003856-4
書誌番号 1107058122
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107058122

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保土ケ谷 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2039029718 iLisvirtual
磯子 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2039087793 iLisvirtual