幻のオールド・ノリタケ --
井谷善惠 /著   -- 平凡社 -- 2007.8 -- 27cm -- 149p

資料詳細

タイトル 甦る白瑠璃コラレン
副書名 幻のオールド・ノリタケ
著者名等 井谷善惠 /著  
出版 平凡社 2007.8
大きさ等 27cm 149p
分類 751.1
件名 陶磁器-日本
注記 文献あり
著者紹介 1979年関西学院大学文学部卒。2000年関西学院大学大学院文学研究科前期過程修了。美術史家、多摩大学非常勤講師。専門は近代日本美術史、美術工芸史、特に明治期の輸出陶磁史。
内容紹介 ビーズガラスを陶磁器に貼り付ける技法、コラレンは繊細で難しい技法ゆえ残された作品は少なく、調査・研究もほとんどない。その希少価値と優美な独特の美しさをカラー写真で楽しむ、世界で初めてのコラレンの本。
要旨 「甦る白瑠璃」―この本のタイトルになった白瑠璃とは、透き通ったガラスのことを指す。我が国最古の美術工芸品の宝庫である正倉院御物にも、イランあたりで製作されたと推測される白瑠璃瓶、白瑠璃碗等が伝世する。本書のテーマであるコラレンとは、白瑠璃すなわち透き通ったガラスをビーズに加工し、磁胎に貼り付ける技法を用いたやきものの技法とその作品である。コラレンは日本の近代輸出磁器として、明治末期に突然現れ、当時アメリカで高い人気を誇った。しかし、アール・デコ、ラスターウェアなどの廉価な大量生産品が出回るにつれ、いつのまにか姿を消していった。本書はコラレン作品を集め、その高い芸術性、技術力の高さに注目し、コラレンの魅力を現代に甦らせた世界初のコラレン作品集である。
目次 春の文様;夏の文様;秋の文様;冬の文様;花の文様;甦る白瑠璃 コラレン―幻のオールド・ノリタケ(明治維新と輸出磁器;名古屋における上絵付作業と貿易商社の隆盛;コラレンのデザイン及びその技法)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-24727-5   4-582-24727-X
書誌番号 1107061919
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107061919

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