ロジェ=アンリ・ゲラン /著, ジュリア・セルゴ /著, 加藤雅郁 /訳   -- 作品社 -- 2007.9 -- 20cm -- 329p

資料詳細

タイトル ビデの文化史
著者名等 ロジェ=アンリ・ゲラン /著, ジュリア・セルゴ /著, 加藤雅郁 /訳  
出版 作品社 2007.9
大きさ等 20cm 329p
分類 383
件名 婦人衛生-歴史 , 性衛生-歴史
注記 Le confident des dames./の翻訳
著者紹介 【ゲラン】1923~2006年。歴史家。パリ・ベルヴィル国立建築学校の教授を務めた。地下鉄、社会住宅、性や出産の管理など、生活史・社会史の分野で光を当てられてこなかった事柄の歴史を探究し、多くの著作を残した。特に「トイレの文化史」は世界中で翻訳されている。
内容紹介 宮廷の貴婦人、パリの淑女から娼館の華やかな戯れ女までが、こっそりと私室で愛用した「罪を洗い流す道具」「隠しごとなき親友」ビデ。その秘密の歴史を、名著「トイレの文化史」の歴史学者が初めて明らかにする。
要旨 ベレー帽、フランスパンとともに、「フランス人の三大発明」として、世界の人々が愛用するものがある。それが、かの「ビデ」である。この偉大なる発明品は、ルイ15世の時代、宮廷の貴婦人の「秘密の身だしなみ」のために、パリの高級家具職人によって初めて製作され、贅を尽くした美術品のように洗練されていく。さらに、高級娼館の必需品となり、みだらな風俗の象徴ともなっていく。しかし、その名は公然と口に出されることのない秘密の存在であり、それゆえに、好奇とフェティシズムの対象ともなってきた。本書は、女性の私室の中に秘められた歴史を、生活・文化・風俗史の資料をもとに、名著『トイレの文化史』の歴史学者が、初めて明らかにしたものである。
目次 第1部 宮廷の豪華なる美術品として―十八世紀(なぜそれは「ビデ」と呼ばれるようになったのか?;「ビデ」という器具の誕生;入浴をめぐる秘められた歴史;トイレ・浴室の誕生とビデの普及);第2部 高級百貨店のショーウィンドへ―十九世紀(明かされる秘所の秘密―医学の進歩とビデ;快適なる化粧室の普及;ビデを持たずは女性に非ず;みだらな風俗の象徴);第3部 贅沢品から必需品へ―二十世紀(大衆は「快適」を求める;戦後社会とビデ;衰退するフレンチ・ビデ;イタリアン・ビデに栄光あれ!)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-142-4   4-86182-142-8
書誌番号 1107063095

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 383/29 一般書 利用可 - 2039159077 iLisvirtual
港北 公開 Map 383 一般書 利用可 - 2049612519 iLisvirtual