モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性 --
西山雄二 /著   -- 御茶の水書房 -- 2007.9 -- 22cm -- 366,6p

資料詳細

タイトル 異議申し立てとしての文学
副書名 モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性
著者名等 西山雄二 /著  
出版 御茶の水書房 2007.9
大きさ等 22cm 366,6p
分類 950.28
個人件名 ブランショ モリス
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1971年愛媛県生まれ。95年神戸市外国語大学国際関係学科卒。2006年一橋大学言語社会研究科博士課程修了。現在、東京大学特任講師およびグローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」プログラム・マネージャー。
内容紹介 モーリス・ブランショ。この類いまれな作家はいかにして、文学の経験がもたらす非人称的な零度を、孤独、友愛、共同性という重層的な仕方で変奏し、文学、思想、政治の諸領域を徹底的に生き抜いたのか。
要旨 モーリス・ブランショ―この類まれな作家はいかにして、文学の経験がもたらす非人称的な零度を孤独、友愛、共同性という重層的な仕方で変奏し、文学、思想、政治の諸領域を徹底的に生き抜いたのか。誰のものでもない公共の地平を開く、いかなる権威にも服さない異議申し立ての力。
目次 第1部 孤独;第2部 友愛(ジョルジュ・バタイユにおける遺棄された者の共犯的友愛;異議申し立ての原理―共同体の不可能性という試練;未知なる者への相互性なき友愛―ブランショによるバタイユ追悼文;政治と倫理の分節化の方へ―エマニュエル・レヴィナスの哲学との対話;強制収容所の経験から残余する友愛と抵抗―ロベール・アンテルムの収容所文学);第3部 共同性(文学と革命の等根源的な力―三〇‐四〇年代のブランショにおける「革命」の問い;生き延びを証言するブランショの自伝的物語『私の死の瞬間』;抵抗の形象―ニヒリズムをめぐるアルベール・カミュとの対話;拒絶と権利―アルジェリア戦争に抵抗する宣言の非人称的な力;「明日、“五月”があった、破壊と構築のための無限の力が」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-275-00539-7   4-275-00539-2
書誌番号 1107064523

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 950.2/505 一般書 利用可 - 2039186520 iLisvirtual