新版 --
廣津和郎 /著   -- 木鶏社 -- 2007.10 -- 20cm -- 726p

資料詳細

タイトル 松川裁判
版情報 新版
著者名等 廣津和郎 /著  
出版 木鶏社 2007.10
大きさ等 20cm 726p
分類 327.6
件名 刑事裁判 , 松川事件
注記 初版:中央公論社昭和33年刊
注記 年表あり
著者紹介 昭和24年東京生まれ。早稲田大学部在学中に舟木重雄らと「奇蹟」を創刊。大正6年「神経病時代」を発表し、以後小説評論等幅広く活躍。昭和43年逝去。
内容紹介 日本の刑事司法府が犯した戦後最大の冤罪事件「松川裁判」を裁判の素人である著者が完膚なきまでに論破した力作の復刊。新たな裁判制度に取り組む上で必読の生きた手引き書。年表・解説付きで読みやすい編集の新版。
要旨 1949年福島県松川で起きた列車転覆事件。20人の青年が逮捕され死刑や無期など宣告された。広津和郎は彼らの無実を証明しようと約5年にわたり「中央公論」に判決文批判を書きつづけた。調書や公判記録を綿密に調べ、被告や証人と裁判官・検察官・弁護士との質疑応答を一つ一つ検証するという実証的な方法は今もなお有効な手段である。重い内容、鋭い筆法ながら推理小説を読むような面白さをもそなえている。「公正な裁判」を願い「裁判は国民のもの」と言いつづけた広津和郎の裁判批判の歴史的書!!漢字の一部をひらがなにし、くわしい年表・解説をつけ、若い世代にも読みやすく編集。
目次 事件の概要;「仮定」と「可能性」の裁判;赤間自白の問題;自白と事実の食違い;謀議に出たのは幽霊か;玉川警視等の証言;高橋被告のアリバイ;高橋被告の身体障碍;証言を歪曲した判定;その夜本田被告は酔っていた〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-434-10697-2   4-434-10697-X
書誌番号 1107073614

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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