巨樹信仰と日本人の暮し --
牧野和春 /著   -- 工作舎 -- 2007.10 -- 20cm -- 239p

資料詳細

タイトル 古木の物語
副書名 巨樹信仰と日本人の暮し
著者名等 牧野和春 /著  
出版 工作舎 2007.10
大きさ等 20cm 239p
分類 653.12
件名 樹木-日本 , 樹木崇拝
著者紹介 1933年鳥取県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ジャーナリストを経て、68年牧野出版創立。精神医学関連を中心に出版。併せて日本人の心を関心事に執筆活動を続ける。現在、惜水社社長。
内容紹介 1000年の勇姿を見せる雪国の大杉、巨樹の寿命を生きる立木仏…。相次ぐ天災にも耐え、ともに生きる巨樹は人々の心の支え。日本人と木との暮らし、カミ観念や信仰心に想いを馳せて綴る15編の物語。
要旨 晩秋の夕陽を浴びる古木。その姿はまるで「市井の仙人」のよう。干ばつ、大洪水、地震、豪雪、相次ぐ災害に見舞われ続けた一千年もの間、傷つき耐えて、なおも共に生きる巨樹は人々の心の支え。荘厳な杉参道に結実した歴史の偉業、篤信の念仏者ゆかりの柿の木…ときに威風堂々と、ときに素朴に平凡な姿で、ただ静かにこの世の人々の生業を見守る大いなる木の精霊たち。―日本人と木との暮し、カミ観念や信仰心を綴る十五の物語。樹木の声が聴こえる、人の心が観えてくる。
目次 第1部 木の声(「市井の仙人」鳩山、八幡神社のイチイガシ;越後、虫川の大杉は現代の閻魔大王;天翔る楠の壮大なロマン;坂東霊場、大慈大悲の慈光寺の榧;大椎は日蓮の声を聞いたか;会津、歴史を覗いた二本の大ケヤキ);第2部 人の心(一期一会の木となった幻の「根上り松」;木喰、刻印二百年の立木仏;古のときを想わせる、波崎の大タブ;妙好人・因幡の源左と柿の木;小説家、有島武郎の最後を知っていた木;極楽浄土へ導く善光寺の回向柱;日本の祖霊と巨樹;木を迎え、木を送る)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87502-404-0   4-87502-404-5
書誌番号 1107073653
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107073653

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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