関口裕昭 /著   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2007.10 -- 20cm -- 479,20p

資料詳細

タイトル 評伝 パウル・ツェラン
著者名等 関口裕昭 /著  
出版 慶応義塾大学出版会 2007.10
大きさ等 20cm 479,20p
分類 941
個人件名 ツェラーン パウル
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1964年大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。この間、ゲッティンゲン大学に留学。現在、愛知県立芸術大学准教授。専攻は近現代ドイツ抒情詩、ドイツ・ユダヤ文学。
内容紹介 戦後ヨーロッパを代表するドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェラン。栄光と奈落の間に生きた激動の半世紀を、新資料を含む一次資料や、知人・友人へのインタビュー成果を交えて精巧に描いた初の本格評伝。〈受賞情報〉小野十三郎賞第10回記念特別賞(第10回)
要旨 戦後ヨーロッパを代表するドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェラン(Paul Celan,1920~70)。多民族・多言語が往来する東欧の都市チェルノヴィッツでの誕生から、強制収容所での両親の死、豊かな文学的交友と裏腹のいわれなき誹謗中傷、そして、やがて訪れるセーヌ川での最期まで―。栄光と奈落の間に生きた激動の半世紀を、新資料を含む一次資料や、ツェランの知人・友人へのインタヴュー成果を交えて精巧に描いた初の本格評伝。
目次 プロローグ―チェルノヴィッツ、人間と書物が生きていた土地;カスターニエンの樹々の向こうには世界がある―幼年時代(一九二〇~三〇);成長―初めての詩作(一九三〇~三八);黒い雪片―母に届けられなかった手紙(一九三九~四四);死のフーガ―ブカレストでの青春(一九四五~四七);鏡の中は日曜日―古都ウィーンに燃える恋(一九四七~四八);グラスの中の停泊地―パリ初期(一九四八~五二);慰めようとしない輝き―新しい死、新しい誕生(一九五三~五七);あらゆるあなたの悲しみの上に―栄光と奈落のあいだで(一九五八~六〇年);盲目へと説き伏せられて―崩壊の予兆(一九六一~六三);息の結晶―妻との共同作業(一九六四~六六);心の中に来るべき言葉を期待して―ハイデガーとの邂逅と五月革命(一九六七~六八);言え、エルサレムはあると―最後の日々(一九六九~七〇)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1399-1   4-7664-1399-7
書誌番号 1107074618

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