五十音図と古代日本語音声の発見 --
釘貫亨 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2007.10 -- 22cm -- 280,8p

資料詳細

タイトル 近世仮名遣い論の研究
副書名 五十音図と古代日本語音声の発見
著者名等 釘貫亨 /著  
出版 名古屋大学出版会 2007.10
大きさ等 22cm 280,8p
分類 811.1
件名 日本語-音声学-歴史 , かなづかい-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1954年和歌山市生まれ。81年東北大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。著書「古代日本語の形態変化」。
内容紹介 近世の仮名遣い論の核心には、古代日本語音声の発見があった。契沖・宣長や、知られざる音韻家・国学者の拓いた、古代日本語音声復元の学説史を辿る。「喉音仮名三異弁」「同弁正」の影印も収録。
要旨 近世の仮名遣い論の核心には古代日本語音声の発見があった。抽象的な音声中心主義批判に与することなく、契沖・宣長などの巨人や知られざる音韻家・国学者の拓いた学理の地形を周到かつスリリングに辿る。未紹介資料『喉音仮名三異弁』『同弁正』の影印収録。
目次 第1章 日本語学説史における「音韻」の問題;第2章 いろは歌から五十音図への交替―契沖『和字正濫鈔』の意義;第3章 日本語音声の自覚へ―文雄『和字大観鈔』の意義;第4章 「喉音三行弁」と近世仮名遣い論の展開;第5章 「おを」の行所属と本居宣長『字音仮字用格』;第6章 「喉音三行弁」論争史;第7章 砺波今道『喉音用字考』と『呵刈葭』論争;第8章 五十音図の学理の完成―東条義門『於乎軽重義』の意義;第9章 五十音図上代実在説と神世文字―平田篤胤の論理;終章 古代人のこゑ(声)を聞く―音声研究と民族主義;資料編 『喉音仮名三異弁』『同弁正』東京大学文学部国語研究室蔵(影印)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0570-8   4-8158-0570-9
書誌番号 1107077900
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107077900

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