愛国心を裏切られた科学者 -- 朝日選書 --
宮田親平 /著   -- 朝日新聞社 -- 2007.11 -- 19cm -- 235p

資料詳細

タイトル 毒ガス開発の父ハーバー
副書名 愛国心を裏切られた科学者
シリーズ名 朝日選書
著者名等 宮田親平 /著  
出版 朝日新聞社 2007.11
大きさ等 19cm 235p
分類 289.3
個人件名 ハーバー,フリッツ
注記 文献あり
著者紹介 1931年東京生まれ。東京大学医学部卒。文藝春秋入社。雑誌編集者などを経て、現在フリーの医・科学ジャーナリスト。
内容紹介 毒ガス開発に携わり、のちノーベル化学賞を受賞したハーバー。戦争兵器と愛国心のテーマを軸に、疑うことなく研究に邁進した姿を描く。著者が、10数年続けてきた調査の結果をまとめた1冊。〈受賞情報〉科学ジャーナリスト大賞(第3回)
要旨 第一次世界大戦下、史上初の毒ガス戦がヨーロッパで繰り広げられていた。ドイツ軍で毒ガス開発の指揮をとったのは、のちにノーベル賞を受賞したユダヤ人科学者フリッツ・ハーバー。友人のアインシュタインからは「君は傑出した科学的才能を大量殺戮のために使っている」と言われていた。自身も科学者であった妻クララは夫の殺人兵器開発に反対し、初めて実戦に使われた1915年に自ら命を絶つ。ドイツの勝利のために狂奔したハーバーだったが、最後には最愛の祖国に裏切られる―。大戦終結前後、ドイツと日本の科学界のあいだに緊密な協力関係が築かれていった。それは、ハーバーと星製薬設立者・星一の、終生つづいた交流の賜物だった。
目次 生い立ち;挫折と苦闘の日々;陽の当たる場所へ;空中窒素固定法の成功;家庭崩壊の兆し;毒ガス戦の先頭に立つ;死の抗議と第二のロマンス;敗戦と逃亡;ノーベル賞、星基金、チクロンB;海水から金を採取せよ;日本訪問;報酬は国外追放;最愛の国家に裏切られて
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-259934-6   4-02-259934-0
書誌番号 1107081372

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