やまと絵屏風の美 -- 角川叢書 --
泉万里 /著   -- 角川学芸出版 -- 2007.11 -- 20cm -- 206p

資料詳細

タイトル 光をまとう中世絵画
副書名 やまと絵屏風の美
シリーズ名 角川叢書
著者名等 泉万里 /著  
出版 角川学芸出版 2007.11
大きさ等 20cm 206p
分類 721.024
件名 障壁画
注記 文献あり
著者紹介 1957年生まれ。80年東北大学文学部卒。出版社勤務の後、86年に大阪大学大学院入学。その後、同大学文学部助手、神戸市看護大学助教授を経て、2005年より大阪大学総合学術博物館教授。日本美術史専攻。
内容紹介 銀白色の光をまとう「中世やまと絵屏風」の美の世界に分け入り、絵巻や日記・記録、山水屏風、屏風祭の考察などから、どんな技法が駆使され、どう図様が継承され、どのような社会背景の中で享受されたかを解明する。
要旨 一五世紀から一六世紀初めに、重文の「浜松図屏風」や「四季花木図屏風」のように、画面全体がぼうっと底光りするような白い光をまとった、雲母地屏風と呼ばれる独特の輝きを放つ屏風があった。金箔や銀箔を撤き付け、絢爛と優美をそなえたこれら一連の「中世やまと絵屏風」は、その前にも後にも例をみない、特異な美の世界を形づくる。その美の世界に分け入り、絵巻や掛幅の画中画資料や、日記・記録、山水屏風、屏風祭の考察などから、どんな技法が駆使され、どう図様が継承され、どのような社会背景のなかで享受されたかを解き明かし、中世絵画の豊穣な美の世界を描き出す。
目次 第1章 雲母地屏風の消長;第2章 近辺の風景―「浜松図屏風」(東京国立博物館蔵);第3章 屏風の値段;第4章 親鸞聖人の枕屏風;第5章 異端の山水屏風―「日月山水図屏風」(金剛寺蔵);第6章 付け足された山―「競馬図屏風」(春日大社蔵);終章 室町時代の屏風祭
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-702137-2   4-04-702137-7
書誌番号 1107082242

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