講談社現代新書 --
内山節 /著   -- 講談社 -- 2007.11 -- 18cm -- 178p

資料詳細

タイトル 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 内山節 /著  
出版 講談社 2007.11
大きさ等 18cm 178p
分類 201.1
件名 歴史哲学
著者紹介 1950年東京生まれ。都立新宿高校卒。哲学者。立教大学や東京大学などで教鞭をとる。著書に「森にかよう道」「貨幣の思想史」「「里」という思想」「戦争という仕事」「哲学の冒険」などがある。
内容紹介 転機は1965年だった。その時、私たちの精神世界にどんな変化が起き、何を失ったのか。「キツネにだまされていた時代」の歴史を今、どう語りうるのか。森を歩き、山里に暮らす哲学者による、新しい歴史哲学講義。
要旨 かつては、日本のキツネが暮らしている地域では、人がキツネにだまされたという話は日常のごくありふれたもののひとつだった。それも、そんなに昔の話ではない。キツネに悪さをされた。キツネに化かされた。そういった話は、いまから五十年くらい前の二十世紀半ばまでは、特にめずらしいものではなかった。…ところが一九六五年頃を境にして、日本の社会からキツネにだまされたという話が発生しなくなってしまうのである。一体どうして。本書の関心はここからはじまる。そのことをとおして、歴史学ではなく、歴史哲学とは何かを考えてみようというのが、本書の試みである。
目次 第1章 キツネと人;第2章 一九六五年の革命;第3章 キツネにだまされる能力;第4章 歴史と「みえない歴史」;第5章 歴史哲学とキツネの物語;第6章 人はなぜキツネにだまされなくなったのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-287918-7   4-06-287918-2
書誌番号 1107083708

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 201.1 一般書 回送中 - 2070812820 iLisvirtual
公開 201 一般書 貸出中 - 2075225639 iLisvirtual