戦争へのひとつの回答 --
メアリー・カルドー /〔著〕, 山本武彦 /他訳   -- 法政大学出版局 -- 2007.11 -- 20cm -- 276p

資料詳細

タイトル グローバル市民社会論
副書名 戦争へのひとつの回答
著者名等 メアリー・カルドー /〔著〕, 山本武彦 /他訳  
出版 法政大学出版局 2007.11
大きさ等 20cm 276p
分類 362.06
件名 市民社会
注記 Global civil society./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【カルドー】1946年生まれ。サセックス大学を経て、現在はロンドン政治経済学院グローバル・ガバナンス研究センター所長・教授。専攻=国際関係論、グローバル市民社会論。80年代にヨーロッパ核軍縮小運動の創設に参画、ヘルシンキ市民評議会の創設をも主導。
内容紹介 従来のものから異なる意味合いを持つようになった市民社会の概念とその歴史的形成を問い直し、冷戦後の紛争やイラクに見られる新たな戦争といった暴力の連鎖を抑止するための、市民社会の諸アクターの役割を考察。
要旨 下からの民主化によるソ連・東欧での社会主義体制の崩壊や発展途上諸国における権威主義体制の崩壊、その後の冷戦の終結とグローバルな相互連関といった大きな変化のなかで、「市民社会」という言葉や概念も従来とは異なる意味合いをもつようになってきた。いまや私たちは、国家領域に基礎をおく垂直的な市民社会形態に代わって、水平的で国境横断的な、市民的か非市民的かを問わずグローバルなネットワークの台頭を目の当たりにしている。本書は、市民社会の概念とその歴史的形成を問い直し、そこでの諸アクターの役割にも注目しながら、冷戦後に頻発する紛争や「対テロ戦争」にみられる新たな暴力の連鎖を、どのように抑止していくかを考察する。
目次 第1章 グローバル市民社会のもつ五つの意味;第2章 市民社会の言説;第3章 一九八九年の理念―グローバル市民社会の概念の起源;第4章 社会運動・NGO・ネットワーク;第5章 グローバリゼーション・国家・戦争;第6章 九月一一日―「外部」が戻ってきたのか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-62208-3   4-588-62208-0
書誌番号 1107086385

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