ちくま新書 --
高橋敏 /著   -- 筑摩書房 -- 2007.12 -- 18cm -- 206p

資料詳細

タイトル 江戸の教育力
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 高橋敏 /著  
出版 筑摩書房 2007.12
大きさ等 18cm 206p
分類 372.1
件名 日本-教育-歴史-江戸時代
注記 文献あり
著者紹介 1940年生まれ。65年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究。
内容紹介 江戸の教育は、社会に出て困らないよう「一人前」になるための教育だった。名望家の文人たちやそのネットワークで支えられた寺子屋教育と社会との関係を、近世教育史の第一人者が掘り起こす。
要旨 江戸の教育といえば、「寺子屋」「読み書き算用」だが、その内実はどのようなものであったのか。寺子屋では子ども一人一人に応じて、社会に出て困らないような、「一人前」になるためのテキスト(手習教本)が用意され、そうした文字教育は非文字の教育(しつけ・礼儀)と不可分のものだった。地域において教育を担ったのは、名望家の文人たちであり、そのネットワークが日本中に張りめぐらされ、教育レベルを下支えしていた。その驚くべき実像を、近世教育史の第一人者が掘り起こす。
目次 プロローグ 「教育の時代」としての江戸時代;第1章 江戸時代の文字文化(寺子屋の時代;村の寺子屋;町の寺子屋;礼儀作法をしつけた寺子屋;師弟は三世の契り);第2章 江戸時代の非文字文化―家と地域の教育(親をしつける―大原幽学の教育;一人前にする―「若者組」の教育;家を守る―放蕩息子を勘当する);第3章 江戸の教育ネットワーク(『論語』が常識の時代;『小学』が寺子屋師匠のバックボーン;知のネットワーク);エピローグ 庶民皆学の行方
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06398-4   4-480-06398-6
書誌番号 1107089818

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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