その愉しみ、その怖さ、そのきらめきへ --
高橋敏夫 /著   -- 原書房 -- 2007.12 -- 19cm -- 324p

資料詳細

タイトル 時代小説に会う!
副書名 その愉しみ、その怖さ、そのきらめきへ
著者名等 高橋敏夫 /著  
出版 原書房 2007.12
大きさ等 19cm 324p
分類 910.26
件名 歴史小説
注記 文献あり
著者紹介 1952年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学院文学研究科博士課程修了。日本近・現代文学、文学理論研究。関東学院女子短大助教授を経て、早稲田大学文学部・大学院教授。文芸評論家、演劇評論家。
内容紹介 潮流は司馬遼太郎から藤沢周平へ。英雄豪傑の活躍から下級武士や市井に生きる人々の日常の哀歓へ。多くの作家の作品に、現代人の心と響きあう、新たな時代小説の世界、豊穣多岐な面白さ楽しさを読み解く読書案内。
要旨 かっこわるくても、みっともなくても、ねばりづよく生きていく。藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎、松井今朝子、諸田玲子、澤田ふじ子、京極夏彦、町田康、富樫倫太郎ほは総勢六十八人の作家。
目次 1 はじめに え、「かっこよく生きて、かっこよく死ぬ」ってか?―時代小説ブームから聞こえてくる二つの声;2 時代小説は今、こんなに、鋭く、ゆたかで、面白い(よしよし、きっと敵討してあげますぞ。―城山三郎追悼、傑作『辛酸』の思いを継ぐ;怪物たちの咆哮ひびく股旅もの―諸田玲子『青嵐』のラストは光あふれる;「品格」なき邪険は戦争の闇を揺曳して―津本陽『明治撃剣会』再読 ほか);3 最新時代小説の、人を活かすことば(別の私に生まれ変わる―諸田玲子『かってまま』;あの日も風がきつかった。つい昨日のようだ。―安住洋子『夜半の綺羅星』;何を話しかけてもまるで聞こえていないようでした―遠藤展子『藤沢周平 父の周辺』 ほか);4 時代小説による時代小説を超える試み(とてつもなく不穏な風がふきぬける―安部龍太郎『生きて候』;消えた「なかま」のゆくえ―松本清張『無宿人別帳』をめぐって;国境を超える時代小説―池澤夏樹『静かな大地』と船戸与一『蝦夷地別件』);5 おわりに かならず人は時代小説に出会わねばならない
ISBN(13)、ISBN 978-4-562-04136-7   4-562-04136-6
書誌番号 1107090953

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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戸塚 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2039679089 iLisvirtual