破局への病理 -- 平凡社新書 --
計見一雄 /著   -- 平凡社 -- 2007.12 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 戦争する脳
副書名 破局への病理
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 計見一雄 /著  
出版 平凡社 2007.12
大きさ等 18cm 238p
分類 493.71
件名 精神病理学 , 戦争
注記 文献あり
著者紹介 1939年東京生まれ。千葉大学医学部卒。85年千葉県精神科医療センター設立。同センター長として2005年まで精神科救急医療の確立に尽力。精神科医。公徳会佐藤病院顧問。日本精神科救急学会元理事長。
内容紹介 「戦争は人類最大の狂気」というが、本当にそうなのだろうか。日本での自衛隊の否認、泥沼化するイラク戦争と精神を病む兵士たちから、救急精神医療の第一人者が、戦争における脳と肉体の関係を考察。
要旨 「戦争は人類最大の狂気」というが、本当にそうなのだろうか?むしろ、精神的な病が日常とつながっているように、戦場と日常も地続きであると考えられる。戦後日本の自衛隊の奇妙な存在の仕方やイラク戦争の泥沼に現れた病理現象を読み取り、戦争に突き進むメカニズムと心理を分析する。医療の現場と脳科学、そして旧日本軍と「新しい戦争」から考察した精神医学的戦争論。
目次 第1章 否認という精神病理現象(否認とはどのような現象か;愛着欲求と攻撃欲求 ほか);第2章 ラムズフェルド氏の見事な戦争(イラク戦争、バグダッド陥落までの見事さ;イラク戦争と日中戦争 ほか);第3章 兵士の肉体性(「兵士は肉体を持つ」という事実;栗林中将は硫黄島で家のすきま風を心配した ほか);第4章 戦陣精神医学(「南方ボケ」と呼ばれた人々;パットン将軍による兵士殴打事件 ほか);終章 日常と戦争―継ぎ目なし?(「新しい戦争」;戦争と日常の間に切れ目はあるか? ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85402-2   4-582-85402-8
書誌番号 1107091003
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107091003

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