Dulcinea roja --
四方田犬彦 /著   -- 人文書院 -- 2007.12 -- 20cm -- 233p

資料詳細

タイトル 日本のマラーノ文学
副書名 Dulcinea roja
著者名等 四方田犬彦 /著  
出版 人文書院 2007.12
大きさ等 20cm 233p
分類 914.6
著者紹介 1953年生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文化を学ぶ。韓国の建国大学校、中央大学校、テルアヴィヴ大学などで客員教師を務める。現在、明治学院大学教授。映画と文学を中心に、多様な分野で批評活動を行う。伊藤整文学賞、サントリー学芸賞、日本エッセイストクラブ賞受賞。
内容紹介 「マラーノ」は文学的観念たりうるか。在日朝鮮人、被差別部落出身者などをあえて「マラーノ」と呼ぶことで、ありえぬ想像上の自我のもとに説話の主体を引き受けるという、文学の本質に触れる意欲的な新ジャンル論。〈受賞情報〉桑原武夫学芸賞(第11回)
要旨 「マラーノ」という侮蔑的表現を裏返し、それを隠れユダヤ人を示す歴史的用法から解き放ち、より普遍的な意味で、ひとが本来の出自を社会的に隠して生き延びねばならぬ状況一般に用いることははたして可能か。在日朝鮮人、被差別部落出身者等々をあえて「マラーノ」と呼ぶことで、ありえぬ想像上の自我のもとに説話の主体を引き受けるという、文学の本質に触れる意欲的な新ジャンル論。
目次 ドゥルシネーア赤;李香蘭の喪われた家;立原正秋という問題;寺山修司―朝鮮人のふりをすること;中上健次の詩;中上健次―路地の映像;劇作家としての松田優作;帷子耀;宋敏鎬のブルックリン体験;玄月―土地の凋落;アイドルの終わり―『パッチギ!LOVE&PEACE』;ここで突然、プルースト;川村湊を批判する―生まれてもそこは異郷
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-16091-6   4-409-16091-5
書誌番号 1107091651
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107091651

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中央 書庫 914.6/10694 一般書 利用可 - 2039667587 iLisvirtual