なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか --
ニーアル・ファーガソン /著, 仙名紀 /訳   -- 早川書房 -- 2007.12 -- 22cm -- 510p

資料詳細

タイトル 憎悪の世紀 下巻
副書名 なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか
著者名等 ニーアル・ファーガソン /著, 仙名紀 /訳  
出版 早川書房 2007.12
大きさ等 22cm 510p
分類 209.7
件名 世界史-20世紀
注記 The war of the world./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【ファーガソン】1964年グラスゴー生まれ。オックスフォード大学マグダレン・カレッジ卒。ドイツ留学、ケンブリッジ等での講師職を経て、2000年オックスフォード大ジーザス・カレッジ教授、04年ハーヴァード大学歴史学教授。ハーヴァード・ビジネススクール教授等も務める。
内容紹介 20世紀の血なまぐさい特質は、21世紀にも負の遺産として持ち越されるのか。希望はあるのか。定量的で巨視的な歴史分析と人の心の中を覗き見る洞察力で、これらの問いに挑む。気鋭のヒストリアン、初の邦訳。
要旨 双方に多大な犠牲者を出した第二次世界大戦は、ファシズムの枢軸を打倒した連合国側の勝利に終わった。だがそれも平和に向かう人類全体の勝利とはとうてい言えなかった。以後イギリスやアメリカは、大戦中に手を結んだ「赤い悪魔」ソ連と半世紀にわたる冷戦を余儀なくされ、その代理戦争として朝鮮やヴェトナムで多くの人々の血が流れることになった。一方、「帝国」覇権の消滅によって中東、アフリカ、アジアで独立の気運が高まり、それにも流血がともなった。冷戦終結後の90年代になっても暴力は止まるところを知らず、バルカン半島やアフリカなどで民族紛争は続いた。20世紀の血なまぐさい特質は21世紀にも負の遺産として持ち越されるのであろうか。それとも東西両陣営が結果的に核の使用を思い止まったように、多少の希望を持ってもよいのだろうか。そのために世界には何が必要なのか。著者ファーガソンは本書の中で、定量的で巨視的な歴史分析と、人の心の中を覗き見る洞察力で、これらの問いに敢然と挑んでいる。いま世界がもっとも注目するヒストリアンの代表作、初の邦訳。
目次 第2部 帝国(承前)(不可能な防衛;平和の愚かしさ);第3部 殺戮圏(電撃作戦;鏡を覗いて;殺人者と協力者;地獄門);第4部 汚れた勝利(戦争の浸透作用;崩壊;西欧の没落);付録 歴史のなかの世界戦争
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-208884-0   4-15-208884-2
書誌番号 1107093819
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107093819

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