歴史研究への基礎的予備学 --
折原浩 /著   -- 勁草書房 -- 2007.12 -- 20cm -- 254p

資料詳細

タイトル マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か
副書名 歴史研究への基礎的予備学
著者名等 折原浩 /著  
出版 勁草書房 2007.12
大きさ等 20cm 254p
分類 361.234
個人件名 ウェーバー マックス
注記 並列タイトル:Max Webers Grundlegung der Soziologie
注記 索引あり
著者紹介 1935年生まれ。58年東京大学文学部卒。64年東京大学文学部助手、66年東京大学教養学部助教授を経て、86年東京大学教養学部教授。96年名古屋大学文学部教授、99年椙山女学園大学人間関係学部教授ののち、2002年に同学部を退職。東京大学名誉教授。
内容紹介 ヴェーバー社会学が「生まれ出る姿で」蘇る。マックス・ヴェーバーは、はたして社会学者なのか。没後100周年を前に、彼がなぜ「社会学」を必要としたのか、その意味を問い直す。
要旨 ヴェーバー社会学が「生まれ出る姿で」蘇る。半世紀にわたって、「これを耕して尽くさず」と、ヴェーバー『経済と社会』の読解に沈潜してきた著者が、何よりも読者のヴェーバー「活用」を願って、ここに初めて提示する、体系構成の基礎と骨子。
目次 第1章 「カテゴリー論文」―思想諸潮流の相互媒介による社会学の定礎と基礎概念構成(「方法的個人主義」にもとづく「社会形象」の分析的・動態的説明方針:「社会科学方法論争」の一止揚形態;「自由な」「合理的」行為の戦略的意義:さまざまな「非合理」の索出経路;「正当性」論の思想的源泉:マルクス「イデオロギー論」とニーチェ「ルサンチマン論」との相互媒介による一止揚形態 ほか);第2章 ヴェーバー社会学の創成と本源的意味―歴史科学研究への基礎的予備学(「客観性論文」における「社会学」へのスタンス;社会科学の四階梯構想と「現実科学」の「法則科学」的成分;「倫理論文」の研究手順とその「現実科学」的・「歴史科学」的性格 ほか);第3章 ヴェーバー社会学における「正当性」問題―歴史・社会科学における基礎論と応用研究との相互交流に向けて(水林論文の要旨;水林説の正しさ;敷衍したい二点:「正当性」論の体系的位置と「潜勢」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-65332-4   4-326-65332-9
書誌番号 1107094679

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