切断と衝突の哲学 -- 哲学の現代を読む --
秋吉良人 /著   -- 白水社 -- 2007.12 -- 20cm -- 273p

資料詳細

タイトル サド
副書名 切断と衝突の哲学
シリーズ名 哲学の現代を読む
著者名等 秋吉良人 /著  
出版 白水社 2007.12
大きさ等 20cm 273p
分類 950.28
個人件名 サド,ドーナシェン・アルフォンス・フランソア・ド
注記 文献あり 著作目録あり
著者紹介 1961年東京生まれ。和光大学人文学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程修了。國學院大學文学部外国語文化学科准教授。フランス文学・思想、精神分析専攻。主要著書:「サドにおける言葉と物」第18回澁澤・クローデル賞。
内容紹介 啓蒙と革命のフランス18世紀、サドの哲学を当時のことばで透視する。そこには猟奇なサド像を超え、時代に抗う孤立者としての相貌があった。ディドロやホッブズら同時代人の言述を検証しつつ「悪」の現代性を問う。
要旨 断ち切れ、すべての愛を!打ち砕け、人類を!啓蒙と革命のフランス18世紀、「社会」という幻想が人々を捉えたまさにそのとき、サドは書く、「孤立せよ」、と。リベルタンが生きる「切断と衝突」の論理。
目次 第1章 啓蒙とサドの基本哲学(エロスと労働;リベルティナージュと哲学;神なき自然と社会;享楽の自然法;孤立と戦い:ソシアビリテ対エゴイズム;心の道徳;憐れみと平等;自殺と労働);第2章 切断(橋の切断と自然の代弁者;快楽と愛と家族;身体の部分化と切断;唯物論と死と殺人;二つの自然と戦い);第3章 戦争と衝突(リベルティナージュと戦い;戦争とハーモニー;リベルタンと殉教者たち:薔薇の衝突;二つの声の争いとアパテイア;原子の衝突と快楽)
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-02456-0   4-560-02456-1
書誌番号 1107094796
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107094796

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