小説論11講 -- Minerva歴史・文化ライブラリー --
廣野由美子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2008.1 -- 20cm -- 206p

資料詳細

タイトル 視線は人を殺すか
副書名 小説論11講
シリーズ名 Minerva歴史・文化ライブラリー
著者名等 廣野由美子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2008.1
大きさ等 20cm 206p
分類 902.3
件名 小説
注記 文献あり
著者紹介 1958年大阪府生まれ。イギリス小説を研究。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書「十九世紀イギリス小説の技法」「「嵐が丘」の謎を解く」「批評理論入門-「フランケンシュタイン」解剖講義」ほか。
内容紹介 視線は、人間相互の関係に絶大な力を及ぼす非言語的媒体。小説は「視線」を戦略としていかに用いるか。東西の近現代小説26編を、様々な「視線」に焦点を合わせて読み解く「視線」小説論11講。
要旨 点と点を結ぶ直線としての「視線」は、目には見えず、粒子に分解できるような物質性を持たない。しかし視線は、決して実体のない泡沫ではない。それは、人の心の秘密を暴き、人をある行動へと誘い、人と人とを結びつけたり引き離したりし、人を脅かし、錯誤に陥らせ、果てはその命までも奪う。視線とは、人間相互の関係に絶大な力を及ぼす非言語的媒体と言えよう。本書は、東西の近現代小説二六編を、さまざまな「視線」に焦点を合わせて読み解く「視線」小説論11講。
目次 第1章 恋を見破る;第2章 誘発する視線;第3章 結晶作用;第4章 離反作用;第5章 一方通行の視線;第6章 覗き見;第7章 脅かす視線;第8章 錯覚;第9章 遮断された視線;第10章 子供の視線;第11章 視線のミステリー
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05071-0   4-623-05071-8
書誌番号 1108001929

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 902.3/191 一般書 利用可 - 2039771236 iLisvirtual