宇宙を貫く複雑系の法則 -- ちくま学芸文庫 --
スチュアート・カウフマン /著, 米沢富美子 /監訳, 森弘之 /訳, 五味壮平 /訳, 藤原進 /訳   -- 筑摩書房 -- 2008.2 -- 15cm -- 579,16p

資料詳細

タイトル 自己組織化と進化の論理
副書名 宇宙を貫く複雑系の法則
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 スチュアート・カウフマン /著, 米沢富美子 /監訳, 森弘之 /訳, 五味壮平 /訳, 藤原進 /訳  
出版 筑摩書房 2008.2
大きさ等 15cm 579,16p
分類 467.5
件名 進化
注記 At home in the universe./の翻訳
注記 索引あり
要旨 地球上の生物の複雑多様な進化の謎は「自然淘汰」と「突然変異」のみで語れるのだろうか?答えは「否」!秩序ある生物世界に関しては、自然淘汰や突然変異も重要だが、これに加えて「自己組織化」が決定的な役割を担っている。すべての秩序は自然発生的に生まれる、と自己組織化理論は主張する。本書では、この理論に則って進化の様子を丹念に読み解いてゆく。さらにこの理論は、カンブリア紀の大爆発、生物のネットワーク、経済システムから、民主主義の生まれた所以にいたるまでを説明する。新しい視点からの理論的挑戦でわくわくできる一冊。
目次 宇宙に浮かぶわが家で―自己組織化と自然淘汰が生物世界の秩序を生んだ;生命の起源―単純な確率論からいえば生命の誕生はありえなかった;生じるべくして生じたもの―非平衡系で自己触媒作用をもつ分子の集団;無償の秩序―自然に生じた自己組織化は進化する力ももっていた;個体発生の神秘―一個の卵から生物体ができる「法則」は何か;ノアの箱舟―生物の多様性は臨界点の境界への進化から生まれた;約束の地―分子の自己組織化を応用すれば新しい薬を作ることができる;高地への冒険―生物や生物集団はより適した地位へと進化していく;生物と人工物―技術や経済や社会もより適した地位をめざして進化する;舞台でのひととき―生物集団はたがいに影響し合って進化し、絶滅していく;優秀さを求めて―民主主義の正当性も自己組織化の論理で説明が可能;地球文明の出現―生態系・技術・経済・社会・宇宙を貫く自己組織化の論理
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09124-6   4-480-09124-6
書誌番号 1108008138

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