叢書21 COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 --
倉科岳志 /編   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2008.1 -- 22cm -- 210p

資料詳細

タイトル ファシズム前夜の市民意識と言論空間
シリーズ名 叢書21 COE-CCC多文化世界における市民意識の動態
著者名等 倉科岳志 /編  
出版 慶応義塾大学出版会 2008.1
大きさ等 22cm 210p
分類 237.06
件名 イタリア-歴史-近代 , ファシズム-イタリア , 雑誌-イタリア-歴史
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ。2003年慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了。立教英国学院教師。現在、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程。専攻はイタリア近現代史・思想史。
内容紹介 イタリア統一からファシズムへと傾斜する時代のイタリア文化史。雑誌メディアに注目し、知識人の結集軸としての雑誌の機能を考察。史料編として、雑誌の創刊意図を記した同時代史料の邦訳を収載。
要旨 20世紀初頭、雑誌メディアによって結ばれた知識人、出版人、読者の文化史。ジャーナリズムの可能性と問題に迫りながら、ファシズムへと傾斜する時代のイタリアを捉えなおす。
目次 第1部 研究編(ナショナリズムの起源―『レーニョ』、『レオナルド』におけるコッラディーニ、パピーニ、プレッツォリーニ(1903年‐1907年);哲学者と出版人の葛藤―クローチェとラテルツァの文化戦略(1902年‐1915年);総合雑誌の誕生―雑誌『ラ・ヴォーチェ』の軌跡(1908年‐1913年);戦争とメディア―リビア戦争とサルヴェーミニの『ウニタ』創刊;高級文化への叛逆―『ラ・ヴォーチェ』、『ラチェルバ』におけるパピーニ、プレッツォリーニの参戦運動(1914年‐1915年));第2部 史料編(『レオナルド』(簡潔なるプログラム);『クリティカ』(イントロダクション);『ラ・ヴォーチェ』(『ラ・ヴォーチェ』の計画書) ほか);第3部 年表編(ジョヴァンニ・パピーニ(1881‐1956)の年譜;ジュゼッペ・プレッツォリーニ(1882‐1982)の年譜;ベネデット・クローチェ(1866‐1952)の年譜 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1466-0   4-7664-1466-7
書誌番号 1108008360

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