韓国の学術と文化 --
李薫 /著, 池内敏 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2008.2 -- 22cm -- 319p

資料詳細

タイトル 朝鮮後期漂流民と日朝関係
シリーズ名 韓国の学術と文化
著者名等 李薫 /著, 池内敏 /訳  
出版 法政大学出版局 2008.2
大きさ等 22cm 319p
分類 210.5
件名 日本-対外関係-朝鮮-歴史-近世
注記 文献あり
著者紹介 【李】梨花女子大学校史学科卒。筑波大学大学院歴史人類学研究科修了。大韓民国国史編纂委員会史料研究委員を経て、現在、東北亜歴史財団第一研究室長。
内容紹介 膨大な対馬藩政史料を読み解き、近世日朝間に生じた漂流問題の実態、漂流民送還を実務的に担った、対馬藩と朝鮮・東莱府役人との外交折衝の最前線を実証的に追究する。近世日朝関係史の新生面を切り開く労作。
要旨 本書では、膨大な対馬藩政史料などを読み解き、近世日朝間に生じた漂流問題、漂流民送還を実務的に担った対馬藩と朝鮮・東莱府役人との外交折衝の実態を追究する。前近代における両国沿岸部の漁民・海民らの遭難・漂流・漂着・送還をめぐり、民衆レベルでの接触・交流および日朝の外交交渉はいかに行われたか、その困難かつ複雑な問題を解決する過程を通じて、「漂流民送還体制」と「善隣友好」の実態、近世日朝関係史の実像に迫る労作。本書はまた、日本の中世史・近世史研究における近年の動向に呼応し、その成果を踏まえ、学問的交流を実らせた業績でもある。
目次 第1部 朝鮮後期漂流民送還体制と日朝交隣(朝鮮前期、漂流・漂着に対する朝鮮の認識と漂流民送還;朝鮮後期、沿岸住民の日本漂着と朝鮮の対応;朝鮮後期、漂流民送還体制と対日関係;朝鮮後期、日本人の朝鮮漂着と送還;開港前期における日本の政治的変動と漂流民送還体制の変質);第2部 朝鮮後期漂流民送還をめぐる日朝交渉と交隣の実態(一六八二年の漂流民「順付」送還実施と対馬藩;一七三六年、日本漂船に対する「雑物」支給と日朝交渉経路の変更;日本における朝鮮人漂流民送還事故と「善隣友好」の実態)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-08027-2   4-588-08027-X
書誌番号 1108011099
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108011099

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中央 書庫 210.5/1396 一般書 利用可 - 2039988936 iLisvirtual