人間の深奥を見る -- 中公新書 --
丹下和彦 /著   -- 中央公論新社 -- 2008.2 -- 18cm -- 366p

資料詳細

タイトル ギリシア悲劇
副書名 人間の深奥を見る
シリーズ名 中公新書
著者名等 丹下和彦 /著  
出版 中央公論新社 2008.2
大きさ等 18cm 366p
分類 991
件名 ギリシア文学 , 悲劇
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1942年岡山県生まれ。京都大学文学部卒。同大学院文学研究科言語学専攻博士課程中退。和歌山県立医科大学教授。大阪市立大学教授を経て、現在、関西外国語大学教授。
内容紹介 当時のポリス・アテナイの独自性と不可分なギリシア悲劇が、時代と場所を異にする場でも、人間を考えるための普遍性を維持しているのはなぜか。本書は、代表的な11篇の内容に分け入り、その魅力と奥深さを探る。
要旨 後世に残されたギリシア悲劇は、三三篇のみで、しかも、そのすべてが紀元前五世紀に創作・上演されたものである。宗教性、文芸性、社会性、いずれの面からしても、当時のポリス・アテナイの独自性と不可分のものであったこれらの演劇が、時代と場所を異にする場でも、人間を考えるための普遍性を維持しているのはなぜだろうか。本書は、代表的な一一篇の豊かな内容に分け入りながら、その魅力と奥深さを探る。
目次 序章 ギリシア悲劇とは何か;第1章 自由こそ―アイスキュロス『ペルシア人』;第2章 法の正義―アイスキュロス『オレステイア』三部作;第3章 人間讃歌―ソポクレス『アンティゴネ』;第4章 知による自立―ソポクレス『オイディプス王』;第5章 情念の奔流―エウリピデス『メデイア』;第6章 病める知―エウリピデス『ヘレネ』;第7章 懐疑、そして反乱―エウリピデス『キュクロプス』、『オレステス』、『バッコスの信女』;終章 精神史としてのギリシア悲劇
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-101933-2   4-12-101933-4
書誌番号 1108011723
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108011723

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 991 一般書 利用可 - 2040474474 iLisvirtual
公開 Map 991 一般書 利用可 - 2040450907 iLisvirtual
公開 Map 991 一般書 利用可 - 2040750374 iLisvirtual
都筑 公開 Map 991 一般書 利用可 - 2040474466 iLisvirtual