多元論的リベラリズムの系譜 --
濱真一郎 /著   -- 勁草書房 -- 2008.2 -- 22cm -- 429,34p

資料詳細

タイトル バーリンの自由論
副書名 多元論的リベラリズムの系譜
著者名等 濱真一郎 /著  
出版 勁草書房 2008.2
大きさ等 22cm 429,34p
分類 309.1
件名 自由
個人件名 バーリン,アイザイア
注記 並列タイトル:Berlin on liberty
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年長崎県生まれ。99年同志社大学大学院法学研究科博士後期課程中退。現在、同志社大学法学部准教授。
内容紹介 正義を根源的価値としたロールズの系譜に対立する、個人の自律を重視するリベラリズムの系譜。ラズ、グレイ、ガリポー、シュクラーらの議論を辿りながら、バーリンによる消極的自由 積極的自由の区別の理由を問う。
要旨 正義を根源的価値にすえたロールズの系譜に対抗する、個人の自律を重視するリベラリズムの系譜。ラズ、グレイ、ガリポー、シュクラー、マルガリート、イグナティエフらの議論をたどりながら、バーリンによる消極的自由/積極的自由の区別の理由を探究する。「最小限に品位ある社会論」とはどのようなものなのか。
目次 なぜバーリンの自由論に注目するのか;第1部 価値多元論とリベラリズム(価値多元論と二つの自由概念―バーリンの多元論的リベラリズム;通約不可能な諸価値からの自律的な選択―ラズの卓越主義的リベラリズム;価値多元論と自由の実践―グレイのポスト・リベラリズム;価値多元論とリベラリズムを結びつける試み―両者を結びつける試みへのバーリンの確信と懐疑);第2部 品位ある社会の実現を目指して(品位ある社会と恐怖のリベラリズム―バーリンとシュクラーの自由論に即して;品位ある社会とは何か―マルガリートによる「品位ある社会」を物語る試み;品位ある社会の人権論―イグナティエフの人権観の変化に即して);第3部 品位ある社会の自由論(価値多元論とリベラリズムの事実上の結びつき―バーリンとグレイの論争をめぐって;品位ある社会の自由論の可能性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10179-5   4-326-10179-2
書誌番号 1108012743

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