「空気を読む」世代のサバイバル -- ちくま新書 --
土井隆義 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.3 -- 18cm -- 235p

資料詳細

タイトル 友だち地獄
副書名 「空気を読む」世代のサバイバル
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 土井隆義 /著  
出版 筑摩書房 2008.3
大きさ等 18cm 235p
分類 367.6
件名 青少年 , 人間関係
著者紹介 1960年山口県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。社会学を専攻。著書に「〈非行少年〉の消滅」「「個性」を煽られる子どもたち」が、共編著に「社会構築主義のスペクトラム」がある。
内容紹介 誰からも傷つけられたくないし、傷つけたくもない。そういう繊細な「優しさ」が、今の若い世代の生きづらさを生んでいる。本書では、いじめやひきこもり、リストカットといった現象を取り上げ、その背景に鋭く迫る。
要旨 誰からも傷つけられたくないし、傷つけたくもない。そういう繊細な「優しさ」が、いまの若い世代の生きづらさを生んでいる。周囲から浮いてしまわないよう神経を張りつめ、その場の空気を読む。誰にも振り向いてもらえないかもしれないとおびえながら、ケータイ・メールでお互いのつながりを確かめ合う。いじめやひきこもり、リストカットといった現象を取り上げ、その背景には何があるのか、気鋭の社会学者が鋭く迫る。
目次 第1章 いじめを生み出す「優しい関係」(繊細な気くばりを示す若者たち;友だちとの衝突を避けるテクニック ほか);第2章 リストカット少女の「痛み」の系譜(高野悦子と南条あやの青春日記;自分と対話する手段としての日記 ほか);第3章 ひきこもりとケータイ小説のあいだ(「自分の地獄」という悪夢;「優しい関係」という大きな壁 ほか);第4章 ケータイによる自己ナビゲーション(ケータイはもはや電話機ではない;「ふれあい」のためのメディア ほか);第5章 ネット自殺のねじれたリアリティ(ネット集団自殺がみせる不可解さ;現実世界のリアリティの希薄さ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06416-5   4-480-06416-8
書誌番号 1108015529
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108015529

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