吉野川可動堰問題と民主主義の実験 -- Minerva社会学叢書 --
久保田滋 /〔ほか〕編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2008.3 -- 22cm -- 333p

資料詳細

タイトル 再帰的近代の政治社会学
副書名 吉野川可動堰問題と民主主義の実験
シリーズ名 Minerva社会学叢書
著者名等 久保田滋 /〔ほか〕編著  
出版 ミネルヴァ書房 2008.3
大きさ等 22cm 333p
分類 318.281
件名 徳島県-政治・行政
注記 文献あり 索引あり
要旨 1992年に吉野川可動堰建設計画が明らかになってからの徳島では、堰の是非をめぐる住民投票を経て以降も毎年のように既成政治と住民運動が対峙する選挙が行われた。本書ではこうした徳島の政治変動から、再帰的近代に向かうマクロな変動と民主主義のあり方を問う。
目次 序章 ポスト55年体制の地方政治と社会変動―脱政党時代における対立軸と連合形成をめぐって;第1章 住民運動の発生から住民投票へ―可動堰建設をめぐる「技術」と「民意」の交錯;第2章 「声なき声」の勝利―住民投票での投票行動;第3章 シングルイシューから民主化運動へ―住民運動の成功と変質;第4章 知事汚職と大田県政の誕生をめぐる投票行動―有権者連合のダイナミクス;第5章 改革フレームの不発―大田県政におけるフレーム抗争;第6章 保守復権の選挙戦略―2003年知事選と選挙マシーンの機能;第7章 利益媒介から行政改革へ―飯泉県政の政治手法と行政運営;第8章 底辺民主主義の蹉跌―2004年市長選の投票行動;第9章 日本版「緑赤連合」の軌跡―反保守連合はなぜ失速したのか;終章 政治変動と民主主義―システム転換の産みの苦しみのなかで
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05082-6   4-623-05082-3
書誌番号 1108017033

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