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【図書】 津田仙評伝

もう一つの近代化をめざした人 --
高崎宗司 ／著   -- 草風館 -- ２００８．３ -- ２０ｃｍ -- ２０４ｐ

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タイトル 津田仙評伝
副書名 もう一つの近代化をめざした人
著者名等 高崎宗司 ／著  
出版 草風館 ２００８．３
大きさ等 ２０ｃｍ ２０４ｐ
分類 289.1
個人件名 津田仙
注記 文献あり　著作目録あり　年譜あり
著者紹介 １９４４年茨城県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程中退。現在、津田塾大学教授。主な著作「朝鮮の土となった日本人－浅川巧の生涯」「検証日韓会談」「植民地朝鮮の日本人」など多数。
内容紹介 福沢諭吉と同時代を生きた洋学者であり、福沢とは違った「もうひとつの近代化」を構想し、実践した津田仙。農業の近代化、中央の発展だけでなく、地方経済の発展、朝鮮人との相互理解に尽力した津田の業績を辿る。
要旨 津田仙は、福沢諭吉が国権論（軍備の増強）や脱亜論を唱えたのに対して、まったく違う方向を推進した。農業の近代化とキリスト教によって民富や国富を増大させようとした。また女子教育に尽力し、朝鮮人の農学者やキリスト者と交流していた。さらに足尾銅山の鉱毒を問題にしていた。農業や朝鮮の重要性が再認識されている現在、近代におけるもう一つの発展や近隣諸国との相互理解に尽くした人の業績が高く評価されるべきである。おりしも二〇〇八年四月は津田仙没後百年である。
目次 第１章　洋学；第２章　農業の近代化；第３章　地方の開発；第４章　キリスト教界の三傑；第５章　教育への献身；第６章　朝鮮人との交わり；第７章　健康・環境問題への関心；第８章　晩年
ISBN(13)、ISBN 978-4-88323-180-5　　 4-88323-180-1
書誌番号 1108017081

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