サッチャー以後のイギリス -- 比較経済研究所研究シリーズ --
法政大学比較経済研究所 /編, 曽村充利 /編   -- 法政大学出版局 -- 2008.3 -- 22cm -- 346p

資料詳細

タイトル 新自由主義は文学を変えたか
副書名 サッチャー以後のイギリス
シリーズ名 比較経済研究所研究シリーズ
著者名等 法政大学比較経済研究所 /編, 曽村充利 /編  
出版 法政大学出版局 2008.3
大きさ等 22cm 346p
分類 930.27
件名 英文学-歴史-近代
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 法政大学経済学部教授。
内容紹介 サッチャーの時代以降、イギリスでは優れた文学性をもつ作品が次々と生み出されてきた。経済学と統計学に関する論考も含め、この間に著された小説や詩の作品群を、社会、政治、文化、思想との関わりで論じる。
要旨 サッチャーとブレアの時代の二十数年間に、イギリスは国内的にも国際的にも大きな変化を経験した。自由競争のもとで経済の活性化と成長が実現し、階級の壁は低まり、大学の数が倍増し、情報化も浸透し、消費社会となり旅行者が激増した。また、エスニック・マイノリティの数も増えて多民族・多文化社会が進行し、北アイルランド問題等でも新たな展開が見てとれる。そうした変化をイギリスの文学者たちは敏感に感知し、知的で洗練され、論争的でスケールの大きな、優れた文学性をもつ作品がつぎつぎと生み出されてきた。本書は、経済学と統計学に関する論考も含め、この間に著わされた小説や詩の作品群を社会・政治・文化・思想との関わりで論じる。
目次 1979年以降のイギリス社会と文化;第1部 サッチャーの研究(サッチャリズム―経済的自由の回復;ニュー・レフト・アローン―スチュアート・ホールとサッチャリズム;サッチャーのレトリックを計る―コーパスにもとづく通時的分析);第2部 自由な社会と小説(1980年代時代精神の虚像―マーティン・エイミス『マネー』;愛こそはすべて―厄介な道徳家、イアン・マキューアン;サッチャーの時代とキャンパス・ノベル―デイヴィッド・ロッジとマルカム・ブラッドベリ;ポストコロニアル・ビルドゥングスロマン―ハニフ・クレイシ『郊外のブッダ』;愚かさの自覚と自由な生―カズオ・イシグロ『日の名残り』);第3部 政治と詩人たち(あるエデン幻想の消滅―桂冠詩人が見たサッチャー時代;炭鉱の消えた丘―グレート・ストライキおよび以後のウェールズの詩/詞;サッチャリズムと北アイルランド詩)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-60223-8   4-588-60223-3
書誌番号 1108021488
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108021488

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