デモクラシーと中間団体 --
猪木武徳 /編著   -- NTT出版 -- 2008.3 -- 22cm -- 400p

資料詳細

タイトル 戦間期日本の社会集団とネットワーク
副書名 デモクラシーと中間団体
著者名等 猪木武徳 /編著  
出版 NTT出版 2008.3
大きさ等 22cm 400p
分類 210.69
件名 日本-歴史-大正時代 , 社会集団
注記 索引あり
要旨 リベラル・デモクラシーも市場経済も、自由と平等に最高の価値をおく社会秩序形成の装置である。こうした装置の機能を考える場合、一般には、国家と個人、市場と消費者といった、マクロとミクロの主体を対比させる図式を想定する。しかし現実には、国家と個人の間に存在する「中間団体」が、社会的秩序の形成・維持、破壊に重要な役割を演ずることがある。本書は時代を1910年代から30年代の「戦間期」に限定し、日本の政治集団、経済団体、メディア、生活運動などの社会集団が、戦間期日本のリベラル・デモクラシーと市場経済に与えたプラス・マイナスの影響を探る。
目次 第1部(昭和天皇・元老・宮中勢力の情報・ネットワークと政治;戦間期日本の政・軍関係―大正デモクラシーと軍事;帝国在郷軍人会と政治;大正期における政治結社―黒龍会の活動と人脈);第2部(キャッスル事件をめぐる「怪情報」ネットワーク;新聞界における社会集団としての早稲田;民族知の制度化―日本民族学会の成立と変容;戦間期日本における知識人集団―黎明会を中心に;戦間期の法思想と「団体」の理論構成);第3部(戦間期における「財界」の形成;戦間期日本の銀行間ネットワークと金融システム;「声価」概念と工業組合・輸出商―「声価」からみた戦間期の中間組織と中小企業政策;小作争議から無産農民学校設立運動へ―木崎村争議をめぐる社会集団の動きについて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7571-4182-7   4-7571-4182-3
書誌番号 1108022585
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108022585

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