桃木至朗 /編   -- 岩波書店 -- 2008.3 -- 21cm -- 292p

資料詳細

タイトル 海域アジア史研究入門
著者名等 桃木至朗 /編  
出版 岩波書店 2008.3
大きさ等 21cm 292p
分類 220
件名 東洋史
注記 文献あり
著者紹介 1955年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。ベトナム中近世史、アジア海域史。
内容紹介 アジア史研究において説かれている、海のネットワークの重要性。本書では「海からの視点」をキーワードに、各国史を超えてより広くアジア全体を捉え、今どのようなテーマ設定・史料選択が可能かを紹介する。
要旨 アジア史研究において、各国史からは見えてこない海のネットワークが果たしてきた役割の重要性が説かれて久しい。本書は「海からの視点」をキーワードにより広くアジア全体をとらえ、その「海域アジア史」において、今、どのようなテーマ設定・史料選択が可能であるかをコンパクトに紹介する。待望久しい入門書の誕生。
目次 総説 海域アジア史のポテンシャル;第1篇 通時的パースペクティブ(中世―9世紀‐14世紀前半(中国人の海上進出と海上帝国としての中国;モンゴル帝国と海域アジア;宋元時代の海域東南アジア;日本列島と海域世界);近世前期―14世紀後半‐17世紀初頭(明朝の国際システムと海域世界;琉球王国の形成と展開;日明の外交と貿易;日朝多元関係の展開;倭冠論のゆくえ;「交易の時代」の東・東南アジア;ヨーロッパ勢力の台頭と日本人のアジア進出);近世後期―17世紀中葉‐19世紀初頭(経済史から見た近世後期の海域アジア;近世後期東アジアの通交管理と国際秩序;蝦夷地と琉球;東南アジアの「プロト国民国家」形成;18世紀の東南アジアと世界経済;近世から近代へ―近世後期の世界システム));第2篇 各論(海陸の互市貿易と国家―宋元時代を中心として;港市社会論―長崎と広州;貿易陶磁;海産物交易―「竜涎船」をめぐって;造船技術―列島の木造船,終焉期のけしき;航海神―媽祖を中心とする東北アジアの神々;漂流,漂流記,海難;海域アジア史のための東アジア文献史料)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022484-0   4-00-022484-0
書誌番号 1108023360
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108023360

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