インカはいかにして「帝国」となったか --
関雄二 /編, 染田秀藤 /編   -- 世界思想社 -- 2008.3 -- 22cm -- 391p

資料詳細

タイトル 他者の帝国
副書名 インカはいかにして「帝国」となったか
著者名等 関雄二 /編, 染田秀藤 /編  
出版 世界思想社 2008.3
大きさ等 22cm 391p
分類 268.04
件名 インカ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【関】国立民族学博物館先端人類科学研究部教授・総合研究大学院大学教授。専門分野:アンデス考古学・文化人類学。
内容紹介 近世ヨーロッパ史観に基づくインカ社会解釈は、再生産と再解釈を繰り返しつつ、様々な影響を及ぼし続けている。本書では、錯綜する「帝国」像の生成過程や流用実態を解体、人類学的「帝国」分析の一例を示す。
要旨 “帝国”と名付けたのは誰か。インカ「帝国」像の生成過程、実態研究との交渉、そして流用の様態を解体、人類学的「帝国」分析の一例を示す。
目次 インカ帝国像の研究;第1部 帝国の誕生と歴史的状況(「帝国」と名づけた人びと―「インカ帝国」概念の形成と展開;十六世紀イベリア半島における「ローマ帝国」と「神聖ローマ帝国」;クロニスタにみる「インカ帝国」言説と「ローマ理念」;ペルーの自画像形成とインカ帝国―ペルー考古学の立場から);第2部 実態解明としてのインカ再考(『インカ史総説』とインカ「帝国」像―インカの王位継承にみられる儀礼を中心に;インカ帝国時代の市場―クロニカ資料による;共同体とその外部―中央アンデスにおける社会経済システムの「分節=接合」;インカ帝国成立モデルの再検討;クスコ地方におけるインカ考古学研究;インカの太陽神殿コリカンチャ―首都クスコとビルカバンバの景観をめぐって);第3部 インカをめぐる表象と実践の世界(インカへの欲望―植民地主義と表象の歴史的関連をめぐって;インカ表象の創出と所有―植民地アンデスにおけるイメージの政治;インカ表象と間テクスト性―歴史、記憶、イデオロギー;ペルー製インカたちのあとで)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7907-1325-8   4-7907-1325-3
書誌番号 1108025211

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