「負」の想像力 -- ちくま学芸文庫 --
松岡正剛 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.4 -- 15cm -- 502p

資料詳細

タイトル 山水思想
副書名 「負」の想像力
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 松岡正剛 /著  
出版 筑摩書房 2008.4
大きさ等 15cm 502p
分類 721.3
件名 水墨画-歴史 , 山水画
要旨 日本の水墨画は中国から渡来後、いつ独自の画風を備えたか。我々は画のどこに日本的なものを見出すか。そもそも日本画とは何か。著者の叔父は日本画家、横山操と親交があった。その縁を契機に著者は中世から現代までの日本画の道程をたどる。日本庭園にみる、水を用いずに水の流れを想像させる枯山水の手法を「負の山水」と名づけ、その手法が展開される水墨山水画に日本文化独自の「方法」を見出す。本書では雪舟『四季山水図巻』や、等伯『松林図』などの有名な作品を多数取り上げ、それら画人について解説を付す。画期的な日本文化論にして、精緻な絵画論考。
目次 日本画の将来―独断する水墨画;可翁から雪舟―画僧の時代;真形山水図―雪舟自立;組織絵画―狩野派の冒険;天下の画工―屏風と画体;天文法華の騒乱―禅林から法華へ;桃山世界史―意匠という様式;雪舟・永徳・等伯―三人の老梅;ロマンティシズム―対立と相互作用;ディマケーション―余白の発見;等伯画説―松林図の背景;トポスの意味―水暈が墨章する;メトリックの謎―気の振舞;山水タオイズム―逸民として;全景と文景―北の三遠・南の辺角;写山水訣―雲遊する画人;場面の山水―中国風から日本流へ;而今の山水―山水一如;和様の発想―無常と山水;明治の問題―日本画の誕生;遊弋する山水―山水的に日本
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09142-0   4-480-09142-4
書誌番号 1108025727
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108025727

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 721.3 一般書 利用可 - 2040705816 iLisvirtual
山内 公開 Map 文庫本 721 一般書 利用可 - 2040712120 iLisvirtual