市民社会の現場から --
川那部保明 /編   -- 筑波大学出版会 -- 2008.3 -- 22cm -- 542p

資料詳細

タイトル ノイズとダイアローグの共同体
副書名 市民社会の現場から
著者名等 川那部保明 /編  
出版 筑波大学出版会 2008.3
大きさ等 22cm 542p
分類 002.04
件名 人文科学 , 社会科学
著者紹介 1949年生まれ。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科現代文化・公共政策専攻教授。2008年4月1日より筑波大学大学院人文社会科学現代語・現代文化専攻教授。
内容紹介 芸術、情報、思想、そして日々の生活に潜勢するざわめき。記憶と夢想と想念から立ちのぼり、人々の集合体に市民社会という形をとらせようと、とらせまいとして胎動するものの現場に、人文諸科学の視点から鋭く迫る。
要旨 芸術、情報、思想、そして日々の生活に潜勢する、ざわめきの数々。記憶と夢想と想念から立ちのぼり、人々の集合体に市民社会というかたちをとらせようと/とらせまいとして胎動するものの現場に、人文諸科学の視点から鋭く迫る。ノイズからダイアローグへ、ダイアローグから共同体への、迷路のごとき道のり。
目次 ノイズという“現場”―ジャコメッティ「模写についてのノート」から;第1部 芸術と市民社会(「市民社会」の中の絵画―一九世紀英国のナラティヴ・ペインティング;「叫び」から「微笑み」へ―フランシス・ベイコンの描いた身体を市民社会が抱擁するということ ほか);第2部 市民社会とインターネット(情報社会の中の「天譴」論―日本的「非合理主義」とメディア観・社会観・プライヴァシー観の関連について;市民エンパワーメントとメディア利用 ほか);第3部 歴史の中のマイノリティ(歴史の中のイスラームとスペイン市民社会―グラナダ奪取祭の変容;市民社会におけるヒターノ―自立、選択、そして市民社会参加 ほか);第4部 一八世紀ドイツの市民的公共性と社交性(クニッゲと啓蒙の社交性―カントとシュライアーマッハーとの連関の中で;一八世紀ドイツの文芸的公共性の一特徴―J・G・ヘルダーにおける作家と読者の位置づけの問題を中心に ほか);第5部 “啓蒙”の可能性と市民社会の夢(孤独な散歩者は市民社会の夢を見るか?―“啓蒙”と「自己への配慮」;フーコーによるネオリベラリズム―『生政治の誕生』をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-904074-05-3   4-904074-05-X
書誌番号 1108027198

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 002.0/9 一般書 利用可 - 2040728182 iLisvirtual