研究と資料 --
小磯純子 /著   -- 勉誠出版 -- 2008.3 -- 22cm -- 378p

資料詳細

タイトル 俳諧と紀行文学
副書名 研究と資料
著者名等 小磯純子 /著  
出版 勉誠出版 2008.3
大きさ等 22cm 378p
分類 915.5
件名 紀行文学 , 俳諧
著者紹介 1944年高知県生まれ。67年相模女子大学学芸学部卒。2005年二松學舎大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。専攻は近世文学。現在、相模女子大学学芸学部日本語日本文学科助手。
内容紹介 西山宗因『津山紀行』、宗祇『下草』など、相模女子大学所蔵本を中心とした正確な翻刻と詳細な解題。近世の紀行文・俳諧研究に新たな光を当てる。紀行篇、連歌俳諧篇で構成。
要旨 今日まで連歌俳諧と紀行文学についての研究論文を「相模国文」「相模女子大学紀要」「青山文庫紀要」「二松學舎大学俳句誌」等に発表してきた。これ等を研究と資料に大別し、第一部紀行篇、第二部連歌俳諧篇とした。研究篇については、女性俳人の中でも生涯俳諧を貫き通したが、全く異なった人生を過ごした二人の俳人榎本星布と田上菊舎に注目した。現在わかっている星布の俳句を集めて全句集としてまとめる。また星布が崇敬していた松尾芭蕉や、その周辺の俳人論をも収録した。資料篇については、相模女子大学附属図書館の貴重書庫(旧国文学科所蔵)に約千二百タイトル(約四千冊)の古書籍がある。中でも西山宗因の『津山紀行』は宗因自筆の巻子本であるが、早くから注目し、この『津山紀行』をはじめ、未翻刻あるいは貴重書本の翻刻・影印掲載を数点紹介した。
目次 第1部 紀行篇(『津山紀行』翻刻と校異;『播州下向道記』解題と翻刻;西山宗因の紀行について);第2部 連歌俳諧篇(宗祗選『下草』翻刻と解説;『宗祗名所獨吟』翻刻と解題;『玄仲一座何船百韻』翻刻と解題;『天満宮千句三物』について 翻刻と解題;芭蕉と時雨;芭蕉と虫;南蔵寺と大梁;榎本星布全句集;榎本星布の俳諧交流―加舎白雄と門人を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-03178-9   4-585-03178-2
書誌番号 1108027266

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 915.5/67 一般書 利用可 - 2040728034 iLisvirtual