高木信 /著   -- 春風社 -- 2008.4 -- 20cm -- 285,16p

資料詳細

タイトル 平家物語・装置としての古典
著者名等 高木信 /著  
出版 春風社 2008.4
大きさ等 20cm 285,16p
分類 913.434
注記 文献あり 索引あり
要旨 日本的無常観の源流とされる「祇園精舎」は、権力の讃歌だった。ナショナリズムの高揚するとき、古典は感性と思考を規範化する装置となる。批評理論を援用した性・死・共同体をめぐる物語解釈。
目次 1部 秩序を補完/撹乱する『平家物語』(軍記物語と「現在」をつなぐ二、三の断章―「名誉の死」とはなにか;叛乱=乱反射する「祇園精舎」―語り物としての『平家物語』;常識と逸脱のあわいの『平家物語』―兵藤裕己『平家物語 「語り」のテクスト』を読む);2部 ジェンダー批評のなかの「木曾最期」(「戦場」を踊りぬける―巴と義仲、「鎮魂」を選びとる;男が男を「愛」する瞬間―兼平と義仲、英雄たちが「失敗」する;乳兄弟の「創られた楽園」―「一所で死なん」という共/狂=演/宴);3部 亡霊/怨霊と、鎮魂のシステム(見えない亡霊/顕れる怨霊―記憶/亡霊/不可能性;怨霊の表象/表象の亡霊―亡霊化する『平家物語』;鎮魂されない平家一門の物語―「主体」化する建礼門院)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-139-7   4-86110-139-5
書誌番号 1108028120
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108028120

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